第2のポケモンGO!?ゲームで不動産売買できる「Mossland」を徹底解説! | 不動産投資を考えるメディア

第2のポケモンGO!?ゲームで不動産売買できる「Mossland」を徹底解説!

シェアする

第2のポケモンGO!?ゲームで不動産売買できる「Mossland」を徹底解説!

2016年7月にサービス開始して大きな話題になった「ポケモンGO」をご存知もしくは一度でもプレイしたことのある方は多いことでしょう。
AR(Augmented Reality=拡張現実)を使って自宅近くのポケモンを捕まえたり、近所のジムで育てたポケモンを戦わせたりする楽しさがある反面、意外な場所にポケモンが現れることから歩きスマホやゲーム中の事故が社会問題にもなりました。
一時の熱狂的なブームが過ぎたとはいえ、今も数百万人の利用者がいるとの調査報告もあり、依然根強い人気があるようです。

実は、そんなポケモンGOと同じARの仕組みを仮想不動産の取引に活用したゲームが誕生しようとしています。
その名も「Mossland(モスランド)」。
既にICOも行われており、その魅力について語るメディアも登場してきていますが、気になる「不動産取引」という面でどのような仕組みになっているのか調べてみました。

Mosslandの仕組みと内容

チェックインサービスというもの自体は既に多数存在しています。
Facebookやケンタッキーなどが導入するチェックインクーポンなどが分かりやすい例です。
こういった位置情報機能を使ったサービスはポケモンGOやパズドラでも人気となりましたが、今回ご紹介するMosslandは、実在する不動産をターゲットにしている世界初のチェックインゲームと言っても良いでしょう。
ではその内容を見ていきましょう。

ゲームの趣旨

Mosslandの趣旨ですが、不動産を所有する、守る、そして奪い合うということが基本となります。そのゲーム性に加えて、特定の場所にチェックインしてゴールドやアイテムなどの報酬を集め、獲得した報酬を使って建物に「アクセサリ」と呼ばれる装飾を施すこともできます。
アクセサリはマークやシンボルのような単純なものではなく、「キングコング」「プテラノドン」「ドラゴン」といったもの。例えばスマホを都内の高層ビルに向けると、ビルによじ登ったキングコングが出てきたりするリアルな作りになっています。

実はこのあたりの内容が、このゲームの醍醐味なのですが、これは次の項目でご説明させていただきます。

ゲームの遊び方

ゲーム内で不動産を所有し、そこにアクセサリを付けることでどのような効果があるのでしょう。
このゲームは不動産の奪い合いやチェックインによる報酬を得ることが目的とお伝えしましたが、実はその場所にチェックインした際の報酬はユーザーだけではなく、不動産のオーナーも得ることができるのです。
よって不動産の所有者は、より多くのユーザーの目を引くような魅力的なアクセサリを施し、チェックインするユーザーを増やすことが使命になります。

しかし、近所の建物にゴリラや竜が乗っていただけで、そこに何度も訪れようと思うでしょうか。
この心配は運営側が既にゲーム性で解消しており、チェックインすることがミッションクリアなどの条件として組み込んであるため、プレイヤーがいる限り全くチェックインがされないという事はありません。

ゲーム内で使用する通貨

そしてもう一つ気になるのが、ゲーム内で使用する通貨です。
Mosslandでは「Gold」「Gem」「Moss」という3種類の通貨があり、Goldはゲームプレイと課金、Gemは課金のみ、Mossは課金、ユーザー間取引、そして仮想通貨である「Mosscoin(モスコイン)」による購入で得られます。
なお、ゲーム内の課金はGoogle PlayストアやApp Storeでできるため手軽さは確保されています。

さて、それらが何に使うための通貨なのかというと、基本的にGoldとGemはゲーム内のアクセサリ等を購入するのに使用するものです。
しかし、もう一つのMossがこの後ご説明させていただく仮想不動産の取引に大きく関係してきます。

仮想不動産の売買ができる「Mosscoin」とは?

Mossland内で使う事のできる通貨「Moss」。これこそがゲーム内での不動産売買を可能にするのですが、売買できるだけでないのがこのゲームの凄いところです。
上記までのゲーム内容をお読みいただけると不動産売買の部分は何となく予想できるかと思いますが、売買だけでないとはどういうことでしょうか。

自分が所有する不動産を売買できる

ゲームをプレイするほど報酬が得られ、徐々にグレードアップしていくことができる自分の不動産。
アクセサリがレアであったり豪華なものであれば、チェックインしたユーザーとその不動産の所有者に様々な報酬が与えられます。つまり、チェックインするユーザーが多い不動産は、チェックインによって所有者が得られる報酬も多くなり、更にアクセサリをアップグレードすることができます。

レアなアクセサリほど多くのGoldが必要になるため、チェックインするユーザーが多いという事は結果的にその不動産の価値も高いという事になります。

Mosscoinは他の仮想通貨に交換できる

そしてゲーム内の不動産は、ゲームの仕組みでもご説明させていただいたMossという通貨で売買取引が可能で、不動産を売って得たMossはゲーム内の取引所にてMosscoinに換金することができます。
最終的に、取引で獲得したMosscoinは別の仮想通貨に交換できるため、不動産の価値を高めることができれば、実質的に大きな利益を得ることができるようになっています。もちろん、その別の仮想通貨をリアルマネーへ交換も可能ということです。

なお、不動産取引における予めの価格設定というものはなく、公開オークションでの取引となります。
これは、ランドマークとしては魅力が無い物件であっても、レアなアクセサリが付いていればオークションにより高値で売却できる可能性を生み、逆にユーザーにとっては意外な物件が安値で買える可能性もあるという事になります。

不動産に広告を付けられる!?

更にもう一つ、Mosslandならではの斬新な仕組みがあります。所有する不動産になんと広告を付けることができるのです。
ホワイトペーパーでは、広告主が100Mossで広告を出稿したとしたら、その広告を見たりサービスを利用したユーザーに80Moss支払われ、残り20Mossは不動産所有者とMosslandで折半となるという一例が示されています。
これにより、仮想通貨に興味が無い、そしてゲーム内課金をしないユーザーもMossを得られる機会が与えられ、より多くの広告を付けたい不動産の所有者は、更にアクセサリを豪華にしたいと考えるでしょう。

無限の可能性と気になる疑問点

ゲームをすればするほど不動産の価値が上がり、実際の利益も手に入れることができる。更に広告が付けられるという事は、所有する不動産が商業施設であれば名のあるアーティストなどによる広告配信が行われれば、ポケモンGOのようにチェックインする人、つまり集客アップを促すことが可能です。
他にもMosslandの活用方法は考えれば出てきそうです。

とはいえ、最初に不動産を所有するにはどうしたらよいのかという疑問が残ります。
これは情報が少ないため確定的な事はお伝えできませんが、ホワイトペーパーによると、まずは運営側で各国の主要なランドマークを所有するようです。
更にそれら運営側所有の不動産は、既に行われているICOにてトークンを購入した人々にオークション形式で売却し、サービス開始後は上記にご説明させていただいたとおり、Mossというゲーム内通貨を使ったオークションで不動産を所有することができます。

日本でいつの時点でどのように公開されるかもまだ不明ですが、ゲーム内の所有権はブロックチェーン技術によるシステムに移行する予定などもあるようで、Mosslandはまさに無限の可能性を秘めた仮想不動産ゲームだと言えるでしょう。

※現時点ではICOプロジェクトとなり、ICO参加にはEthereum(イーサリアム)でのMossトークン購入が必要です。

まとめ

Mosslandのホワイトペーパーでは、チェックインしてもらえるユーザーの数は、FacebookやTwitterの「いいね」にも似た満足感を得られるだろうと言っています。
また、ゲーム内容などを見る限り、一度始めてしまったら不動産の価値が気になってなかなかやめられないなんて人も出てきそうな気もします。
仮想通貨の業界も凄いところまできたものだと思わされますが、実物の不動産を所有していない人でも、ゲーム内で所有する不動産を増改築する感覚で価値を高め、最終的にそれを売買できるゲームは間違いなく世界初でしょう。
ローンチは2019年7月以降の予定となっているようですが、今後出てくる更に詳しい情報が気になるところです。

■Mossland(モスランド)
https://moss.land

記事の平均評価

各種お問い合わせやご相談はこちら