50代でも遅くない!50歳過ぎてからのお得な住宅購入法 | 不動産投資を考えるメディア

50代でも遅くない!50歳過ぎてからのお得な住宅購入法

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住宅イメージ

50歳を過ぎて住宅を購入する人が増えているようです。50歳で自宅を購入というと「遅い」というイメージが大きい人も多いでしょう。実際に20代や30代で自宅を購入して退職時にはローンの支払いも終わる、という人もいるかと思います。50歳を過ぎて住宅を購入するメリットとはどのようなものなのでしょうか。50歳過ぎてからのお得な住宅購入法に迫ってみましょう。

50歳代で自宅を購入する人も少なくない

2015年に国土交通省が行った住宅購入者層の調査では、新築の分譲マンションでは30歳代が1番多く全体の43.6%、40歳代が34.3%、50歳以降は9.4%と50歳以降の購入者が圧倒的に少ないことがわかります。注文住宅分野でもやはり30歳代が一番多く、51.8%、40歳代で21.3%、50歳以降は12.9%と変わらず50歳代は少ないです。
ところが、中古物件になると少し趣が変わります。中古戸建てでは30歳代が40.1%、40歳代36%、50歳以降が若干増え17.3%となります。そして、中古マンションでは30歳代36.1%、40歳代24.1%、50歳代はさらに28.6%になり、40歳代の割合を越えています。中古物件の購入者は40歳代より50歳を超えた層が多くなることがわかります。
この結果はどのようなことが考えられるからでしょうか。まずは嗜好の問題があるでしょう。若いうちはデザインや新しい設備、グレードなど建物自体に目が行きがちですが、年を重ねると物件ではなく、場所や間取りの使いやすさ、などで決めることが考えられます。とくに近隣に福祉施設が整っていることや、病院が近いこと、仕事場やいつも行く場所の近くといったように生活習慣や自分の体力に合わせて考える傾向にあるようです。

若いうちに持ち家を買うのはデメリットもある

50歳以降で不動産を購入するとローンの支払いが大変なイメージがあります。逆に若いうちに買えば支払いの部分でメリットがあるように思えます。しかし、実際にはデメリットも少なくないようです。
若いうちにローンを組めば退職時くらいで返済が完了するため、老後に家賃の支払いがなくなるメリットはあります。さらに返済が済めば同時に自宅は資産になり、自宅を担保に借金などもできますし、効率的な運用方法や売却など金融機関が様々な資産運用の仕方を提案してくれます。
また、一般的には同じ広さの物件であれば、賃貸の家賃より、購入したローンの支払額の方が低くなるため、月々の負担も購入した方がメリットはあります。
しかし、若くても購入の仕方次第でデメリットになることもあります。例えば高い物件を購入したばかりに毎月の返済が想定していたより生活を圧迫したり、ボーナス払いが大きいばかりに転職や会社の規模縮小などで、支払いができなくなったりするような場合です。ボーナス払いが大きいと、急な出費に対応しにくくなります。
デメリットは支払いのケースだけではありません。仕事で引っ越しを伴う転勤をしなくてはいけなくなった場合、単身赴任をするのか、第三者に貸すのかなど、家族や子供がいたりするとデメリットになったりします。
また、子供が独立した後、夫婦二人だけになった時に、家が大きいなどの理由で売却をしたり、引っ越しをしたりして、頑張って返済してきたことに意味がなかったと感じる人もいるようです。さらに近隣の変化もあります。街の環境が変わり、騒音がうるさくなったり、隣接地に高いマンションが建ち部屋が暗くなったりした、というケースもあります。

ライフステージに合わせて暮らす

中古住宅を購入する人がその物件に決めた理由の調査では、1位は価格が安かったから、2位が周りの環境が良かった、3位はマンションだから、4位が住宅の広さやデザイン、間取り、となっています。中古の住宅を購入する人には、設備などの建物関係のことで決めるというより、立地で決める人が多いことがわかります。
さらに50歳を過ぎて自宅を購入する人には、ライフステージに合わせて購入を決めている人が多いようです。50歳を過ぎると退職後の生活も意識し始めますので、自分、あるいは夫婦でどのように生活をしていくかを考えます。つまり、それが部屋の広さであったり、病院に近い場所といった立地であったりします。中古物件であれば、新築と違い色々なエリアにありますので、好みの立地に物件がある可能性は高くなります。
さらに50歳代というのは、退職後に賃貸で家賃を払い続けることに不安を感じるタイミングでもあるでしょう。特に子供が独立して夫婦二人の場合、どちらかが先に亡くなった場合、賃貸では家賃の支払いがきつくなることは想像がつきます。購入していれば、万が一の時にローンの返済はなくなります。そういったいくつかの理由から50歳代で中古物件を購入する人が多くなるのではないでしょうか。

中古物件を買うのがポイント

では、具体的にはどのような購入方法がお得なのでしょうか。30歳代などで自宅を購入すると通常は30年や35年ローンになります。一般的には退職する年齢前後に返済が終わる期間になるでしょう。
住宅ローンは80歳までに完済する規定になっている金融機関が多いため、50歳を過ぎると、30年や35年のローンを組むのは厳しくなります。ローンが短くなると毎月の返済額は多くなりますので、50歳過ぎての購入は厳しいように思えます。
若い時に購入する物件の価格帯は2,500万円くらいから、3,000万円を超える新築が中心になります。そのためローンの支払いも大きくなりますので、さらに短くなるときつくなるイメージがあります。
しかし、実際にはそうではありません。実は中古物件という点がポイントになります。中古物件であれば都心でなければ1LDKや2LDKで1,000万円代や、中には1,000万円を切る物件も多くあります。
実際に計算してみましょう。仮に1,800万円の中古物件を購入するとします。頭金を300万円入れて、1,500万円で15年ローン、変動金利で現在りそな銀行が出している0.520%元利均等払いで試算してみます。この場合、月々8万6,643円の返済額になります。夫婦で暮らしていくには賃貸よりも安くなるでしょう。65歳で完済しますし、60歳で退職金がでるのであれば一部を使って繰り上げ返済などもできますので、そうきつい支払いではないのではないでしょうか。

まとめ

50歳を過ぎて初めて住宅を購入している人は、それまで賃貸で暮らしていた人です。賃貸で暮らしているとその時々のライフステージに合わせた暮らしができるメリットがあります。ボーナス払いなどがないので急な出費にお金を使えますし、子供にも色々お金が投資できます、引っ越しも気軽にできます。50歳を過ぎて住宅を購入している人の多くは、すでにそのようなメリットを得てきた人ではないでしょうか。実は人生を楽しんでいる人なのかもしれません。

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