自分で入居者募集したい!手作り募集チラシの5つのポイント | 不動産投資を考えるメディア

自分で入居者募集したい!手作り募集チラシの5つのポイント

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空室の予定が発生したらすぐにでも次の入居募集を開始しなければいけませんが、物件オーナーとしてどのような手段で募集をかければよいのかと考えると、不動産会社や管理会社に一括して依頼することを思いつくという方が多いのではないでしょうか。
ここ最近では、オーナーとユーザーをマッチングするC2Cという手法も注目されており、難しい知識をあまり必要としない賃貸契約に活用される方も多くなっています。
つまり、オーナー自身で募集して入居者を探す方法というのも一つの手ということになりますが、となれば、募集チラシも自身で作成しなければいけません。
そこで、オーナ自身で入居募集のチラシを作成する際のポイントを5つに絞ってご紹介させていただきたいと思います。

【ポイント1】写真やキャッチコピーで惹きつけて手に取ってもらう!

まず最初に、チラシを目にとめてもらうためには、「惹きつける」という事が重要になります。

日頃、新聞広告や電車の吊り広告、街中のポスターや電光掲示板などを見ていて、ついつい目を引いてしまうものがありますが、それらは全て「まずは惹きつける」という事を大前提としています。
2000年代前半に、某消費者金融の30秒ほどのテレビCMで爆発的な人気を集めたものがありました。皆さんご存知の可愛いチワワが出てくるテレビCMです。
CM内の約半分の時間をチワワと俳優が見つめあうだけで、金融関連のキーワードもイメージもほとんど出てこないにも関わらず爆発的な人気を集め、利用者が激増し、2000円台だった株価は2006年までに5000円にまで達しました。
その後は、様々な問題が取り上げられて業績は急激に悪化しましたが、まずは「惹きつける」ということに成功して絶大なCM効果を得たのです。

物件の募集チラシでそこまでの大ブームを狙う必要はありませんが、少なくとも最初に「惹きつける」という事が重要であることは同じです。
例えば、写真が趣味であれば、誰が見ても目を引くような出来栄えの写真を一枚載せるだけでも違いが出るでしょうし、キャッチコピーを考えることが得意であれば、誰もがチラシを手に取りたくなるような言葉を大きく記載しましょう。
極論、物件情報と関係のないキレイな花の写真を少し大きめに載せても良いかもしれません。

まずは、写真やキャッチコピーで目を引く構成であることが、チラシを手に取って見てもらうためのスタートとなります。

【ポイント2】ターゲットに合わせたレイアウトを心がける

作成したチラシに目を止めてもらえたなら、続いてターゲットを絞り込んだレイアウトで更に興味を湧かせる必要があります。
女性専用マンションやアパートなのであれば、当然ピンクや赤などをベースにした可愛いデザインにする必要がありますし、高級住宅街近くにある物件なのであれば洗練されて落ち着いた印象のデザインが好まれます。
学生が多い街であれば、アットホームな感じのレイアウトにするのも良いでしょう。

属性によるターゲットを絞るだけではなく、「利便性」や「治安の良さ」「リーズナブルな家賃」など、賃貸住宅に求められるニーズを前面で推すのも良いかもしれません。
「入居してもらえれば誰でもいいや」ではなく、ある程度ターゲットを絞ることでチラシを隅々まで見てもらえる上に、内見に繋がる可能性が高くなります。
特に、絞ったターゲットに向けた重要なポイントは、誰が見ても目に付きやすいように大きめに記載するよう心がければ、より詳細な情報を知りたいと欲求を引き出すことができるのです。

【ポイント3】フット・イン・ザ・ドアで内見に繋げる!

興味を引くチラシが作成できたら、今後は詳しい物件情報を読んでもらう必要があります。
几帳面な方ですと、そのチラシの中に物件のあらゆる情報を事細かに書いておきたいところかもしれませんが、オモテ面にそれらをギッシリ書き込んでもチラシを読む前にウンザリしてしまうでしょう。
チラシはオモテ面だけでなくウラ面もあります。
よって、オモテ面の概要で興味を湧かせるような説明を書き、ウラ面でより詳細な情報を知らせることで、効果的な物件紹介ができ、内見に繋げることが可能になります。

例えば、ポイント2のようにオモテ面で物件の外観、設備、周辺環境の写真だけを載せて興味を湧かせるようにします。他にも、駅からの距離や時間、フリーレント1ヶ月などのキャンペーン情報、リノベーション済みなどの売りとなるポイントを書き足すのも良いでしょう。
オモテ面でこのような情報が載っているだけだとしたら、当然チラシを見た人にとって「家賃は?」「築年数は?」「間取りは?」「駐車場は?」などの疑問が湧いてきますので、ウラ面にそれらの詳細を載せて、改めて物件情報を読んでもらうようにします。
つまり、「オモテ面をザっと見て終わり」にしてしまうのではなく、「オモテ面を見たらウラ面まで読みたくなる」という欲求を起こさせ、内見という次のステップに繋げるのです。
これは、昔ながらの営業マンが使う、「フット・イン・ザ・ドア」という手法を応用したものです。
フット・イン・ザ・ドアとは、玄関に足先を入れて少しでも気になる話題を振ることができれば、後はじっくり話を聞いてもらえるというれっきとした営業テクニックですから、使わない手はないでしょう。

【ポイント4】内見をする動機づけと行動を起こさせる

物件の良し悪しを伝えられたなら、今度は内見や問い合わせという行動を起こしてもらう必要があります。
ただ、チラシには良いことしか書いていないと思うのは人の心理として当然に感じることですから、入居者の声を載せて安心感を演出したり、「〇年ぶりに空室が出ました!」なんて載せれば、希少価値というイメージとすぐにでも内見に行かなければならないという動機付けにもなります。

今はあまり聞かなくなりましたが、営業マンの常套句として「お問い合わせが多いので、早くしないと無くなりますよ」というセリフがありましたが、これも同じ効果を狙ったものです。
物件の良いポイントを知ってもらうことができたなら、「あとはご自身の目で決めてください!」なんて言葉で問い合わせ先を載せておけば内見を促すことができ、契約率のアップに繋げる事ができるでしょう。

【ポイント5】「AIDMAの法則」を意識する

さて、実はここまでのご説明について「AIDMAの法則」といったものを適用したチラシの作成方法であることにお気づきになられた方はいらっしゃいますでしょうか。
AIDMAというのは、Attention(注意)、Interest(興味)、Desire(欲求)、Motive(動機)、Action(行動)の頭文字を取ったものですが、一般的に途中のMは「Memory(記憶)」として認知されていますが、マーケティングの世界ではMotiveとして活用されることも多くあります。
つまり、チラシの写真やデザイン、キャッチコピーで注意を引き(ポイント1)、ターゲットに合わせたポイントやレイアウトをオモテ面でアピールします(ポイント2)。そして、ウラ面でより詳細な情報を与えて物件を内見したいと思わせながら(ポイント3)、何故その物件を内見すべきなのかという動機付けを行い、実際の問い合わせをしてもらいます(ポイント4)。

この流れを意識したチラシ作りができれば、他のチラシよりも読んでもらえる上に、内見や契約率のアップに繋がるでしょう。

チラシ作成のコツを一つ補足するのであれば、AIDMAを意識するのであれば、横書きよりも縦書きのチラシというのもアリかもしれません。
縦書きであれば、自ずと上から下に読み進めることになりますので、AIDMAの流れを作りやすくなります。
つまり、最上部のタイトルで惹きつけて、中身を濃くし、最下部に問い合わせ先を載せるということです。
AIDMAの法則以外にも、「QUESTフォーミュラー」といったものや、「AISAS」などもありますが、興味のある方は自分にどの方法が使いやすいか調べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

一般的に出回る物件の募集チラシですが、もはや単なるスペック表のようになってしまっているものを多く見かけますが、せっかく費用をかけて作成するのですから、たった一枚のチラシと考えるのではなく、少しでも契約に繋げる工夫をすれば、先々の賃貸経営に大きく影響してくるでしょう。
大量にチラシを作製してばら撒く方法よりも、一枚のチラシの成約率をアップさせて、それを少ないコストで成功させることができれば、チラシ作成そのものが好きになってしまうかもしれません。
マーケティングの世界では常識的な方法ではありますが、賃貸募集だけでなく、不動産業界でも取り入れられている方法ですので、試してみる価値はあると言えるでしょう。

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