ちょっと気になる『日本一〇〇なマンション』 | 不動産投資を考えるメディア

ちょっと気になる『日本一〇〇なマンション』

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富士山のイメージ

日本にはマンションと呼べる建物はどのくらいあるのでしょうか。
国土交通省の発表によると、平成28年末時点でのマンションストック戸数は633.5万戸とされています。更に、株式会社マンションデータサービスが公表しているデータでは、1都3県のマンションの棟数が53,097件、戸数が3,219,153戸というデータを公表しています。つまり、1棟平均が約62戸であるという事になります。
よって、633.5戸を1棟当たりの戸数で割ると、日本に10万棟以上のマンションがあるという事が分かります。
そんな日本全国にあるマンションにはどのようなものがあるのかと考えると、「日本一〇〇なマンション」というキーワードで調べてみると面白いかもしれません。
そこで、「日本一古いマンション」「日本一高級なマンション」「日本一の高層マンション」の3つに絞って調べた結果をご紹介させていただきます。

新宿にある「日本一古いマンション」

まず最初に、マンションという定義についてですが、これまでにマンションとアパートの違いについて考えたことのある方も多いかと思いますが、実はマンションやアパートに明確な定義はなく、極論、オーナーが命名してしまえばその建物はマンション、アパートのどちらにすることもできます。
しかしながら、ここでは集合住宅という意味合いで、マンション、アパートの区別なく日本一古いマンションとしてご紹介させていただきます。

場所は東京都新宿区北新宿。
JR大久保駅から徒歩5分ほどのところにある4階建ての「柏木アパート」が現在のところ日本最古のマンションと言えるでしょう。
この一帯は、以前は「柏木町」という地名でしたが、現在では住居表示の変更により町名はなくなっています。しかしながら、このエリアには古い建物が多く現存しており「柏木○○」と名の付く建物も多くあり、その中の一つがこの柏木アパートです。
1956年竣工ですので築年数はなんと61年にもなり、部屋は36.82㎡の2DKのものがほとんどのようです。
アパートという名前ながら分譲マンションですので過去に売買もされていましたが、現在売り出し中の部屋はありません。調べてみると㎡単価45万円ほどで取引されていたことも確認できますので、目安としては1部屋1600万円前後といったところでしょう。
賃貸であれば、現在は13万円ほどで募集されている部屋がありますが、内装は最新設備などにリフォームされていますので、築年数による古さは一切感じられません。

実は、先ごろまで「四谷コーポラス」「宮益坂ビルディング」という2棟が日本最古の分譲マンションとして存在していましたが、どちらも建て替えにより取り壊されることとなりました。
高度経済成長の真っ只中に建てられたマンションであると考えると、少々感慨深く感じられます。

家賃数百万円!?「日本一高級な賃貸マンション」

日本一高級なマンションと言ってしまえば、億ションやタワーマンションといったところで考えるといくらでも存在するでしょうから、調べたところで面白味に欠けます。
そこで、「日本一家賃の高いマンション」という視点で調べてみると、驚きの物件が存在していることが分かります。

「高級」「おしゃれ」「大人の街」と言えば、恵比寿、青山、自由が丘といったところが有名ですが、そこに肩を並べるのが代官山です。
調べてみた結果、「ラ・トゥール代官山」というマンションが日本一家賃の高いマンションとなるようです。
現在は空き室こそありませんが、過去の募集について調べてみると「1ヶ月531万円」という賃料であるとするニュースなども見受けられます。日本の平均年収は400万円と言われていますので、高級マンションというだけでは語れるものではないかもしれません。
部屋のタイプは様々のようですが、ラ・トゥール代官山の公式HPを確認してみると「2~5bedroom+ゲストルーム」とだけ記載されていますが、住友不動産のHPでは最も広い部屋で500㎡を超え1LLDDKKという特殊な間取りであることが分かります。最も部屋数が多いものですと、ゲストルームを含めた6LDKとなっています。
共有スペースとしては、キッズルームやジム、パーティラウンジ、屋上テラス、ペットの足洗い場といったものがあり、各戸に最新設備や高いセキュリティを備えているのはもちろん、コンシェルジュやポーター、インターナショナルスクールへのバス運行まで行っており、ホテル並みのもてなしが受けられる、まさに日本最高級の賃貸マンションと言っても良いでしょう。

まるで展望台!「日本一高いマンション」

先日、「日本一高いマンションが完成した」とのニュースが流れていたのをご存知でしょうか。
場所は日本一古いマンションがあったのと同じ新宿です。
新宿といってもこちらは西新宿ですが、西新宿といえば高層マンションが多く立ち並ぶ、ビジネスと住まいが融合した地域というイメージがあるかと思います。

さて、そんな西新宿に完成したのが「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」です。
名称のとおり、60階建てで地上208.97mという高さとなっており、晴れた日には富士山も悠々と臨める日本一高いマンションです。
実は、実質的な高さで言うと、大阪の「ザ・キタハマ」という54階建ての209mあるマンションが日本一高いとされていますが、高さには大差ないため、各メディアでは階数を含めて勘案して西新宿タワー60を日本一高いマンションと位置付けているのかもしれません。

設備やサービス、セキュリティに関しては、先ほどご紹介させていただいたラ・トゥール代官山と比べてもそん色なく、高級、高さ、立地という点で総合的に考えると、日本に誇る最も優れたマンションと言っても過言ではないでしょう。

まとめ

高度経済成長期から始まったとも言えるマンションブームから、既に60年という時間が経過しており、その長い歴史の中で建築技術も非常に高くなりました。
地震大国日本においては、マンションを含めた日本の耐震技術は世界に誇れるレベルにあると言われていますが、対する設備面については、世界の先を行けるかというと疑問が残るとの意見も見受けられます。ただ、どちらにしても「日本一」と言える物があるという事は、日本国民としては何だか誇らしい気分になるものです。

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