クレーマー居住者による暴力事件が大勃発!?居住者トラブルを防ぐ3つの心得 | 不動産投資を考えるメディア

クレーマー居住者による暴力事件が大勃発!?居住者トラブルを防ぐ3つの心得

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最近、居住者間のトラブルが注目されています。新しく入居者した人と以前からいる人で、ほんの些細な行き違いからトラブルが勃発。元々コミュニケーションがあまりない環境が災いして器物損壊などの犯罪にまで発展し、刑事事件になることも珍しくないとか。そうした住民トラブルを防ぐためには何が必要か、検証してみました。

ほんの些細な問題でもトラブルに発展する

国土交通省が調べた2013年のマンション総合調査の結果(2324名対象)によると、何らかのトラブルを抱えているマンションが65.6%。そのうち居住者間のマナーで悩みを抱えているマンションは55.9%にも上ることがわかっています。最近のクレーマーの傾向として、「ほんの些細なことでも許せない」という傾向が強くなっているが挙げられています。企業や対応する側が間違っているということを伝えるために、相手に土下座を要求するなど過度な要求をする傾向も増えています。

マンションで起きるトラブルの多くは些細なことが発端です。トラブル原因になっている居住者マナーの内訳をみると、第1位が違法駐車(40.1%)、第2位が生活音(34.3%)、第3位がペット飼育(22.7%)、第4位が共用部分の私物の放置(18.4%)、第5位がバルコニーの使用方法(13.1%)、第6位が専有部分のリフォーム(5.9%)になっています。

生活音は親密度によって許容範囲が変わる

特に注目すべきは、違法駐車や生活音がトラブルの原因になりやすいということです。
駐車違反には、マンションに住む居住者を訪ねて来た人が、勝手に他の居住者の駐車スペースに車を止めてトラブルになるケースが多いようです。来訪者専用の駐車スペースを設けているところもありますが、そうした駐車スペースを持たないところも存在します。そうしたところでは、トラブルが頻発することも多いようです。違法駐車は明らかに問題があることはわかりますが、生活音は、問題が客観的に把握しにくいためトラブルを悪化させてしまうところに原因があるのです。

たとえば、高齢になってくると、高音の音よりも低音の音が気になるようになるようです。
子どもが高いところから飛び降りて、ドンという低い音を出すことがありますが、隣近所に高齢者が住んでいる場合はそういう低音に反応することがあるのです。また、生活音が気になるか気にならないかという問題は、住民同士の人間関係が影響することも関わってきています。たとえば、隣近所で付き合いがない場合、生活音が気になるとした人の割合はほぼ9割でしたが、挨拶する仲だと7割に、顔なじみでよく話す人の場合は5割にまで減少するというデータがあります。逆に人間関係が親密でなければ親密でないほど生活音によるトラブルが起きやすいということが分かる結果と言えるでしょう。

最近では、こうした些細なことからトラブルになり、生活音を出して迷惑をかけている部屋の集合ポストに生卵を投げつけたり、ドアにいたずらしたりする悪質な応酬が増えているようです。大げんかに発展して、それを見るに見兼ねた他の住民が退去するというケースも珍しくはありません。このような問題を防ぐためには、一体どうすればいいのでしょうか。

トラブルに発展させないために3つの心得

入居者トラブルは基本的に管理会社に一任することで問題はないと思いますが、大きな問題に発展しがちなトラブルは、管理会社だけに頼らず、未然にトラブルを防止するよう自分でも積極的に動いた方が良いでしょう。
トラブルを未然に防ぐ第一のポイントは、物件に無関心にならないことです。自分の物件であるという当事者意識を持って対応しましょう。ことあるごとに物件を見に行ってみると、入居者の人となりというのが何となくわかってきます。また、共用部分を入居者がどのように扱っているかによって心理状況も分かってきますし、管理状態もわかります。
たとえば、荒れ放題になっているということは、入居者同士が無関心であることが多く、ほんの些細なことがトラブルになりがちです。最低限のルールを決めて、トラブルが起こらないように徹底させましょう。

第二のポイントは、ルールを作る時は人格に注目するのではなく、違反行為そのものを具体的に明記したルールを作りを意識しましょう。
たとえば、楽器の演奏は音が出ないように工夫する、掃除機や洗濯機は夜中に使用しないなどです。また、人によって音の許容範囲は変わるため、どのくらいの音を出せば問題になるのか、客観的で明確な基準を作っておきましょう。自治体によっては騒音測定器の貸し出しを行っているところもあります。

第三のポイントは、コミュニケーションを取る機会を増やすことです。
本来であれば、イベントなどを設けて住民同士が顔を合わせる機会を増やすべきですが、そうした機会を作るのが難しければ、メールマガジン的なものを発行してもいいかもしれません。そもそもトラブルが起きにくい物件であれば、そうした手間をかける必要はありませんが、トラブルが頻発しているとか、共用部分が荒れているような物件の場合は、入居者とオーナーのコミュニケーションが大変重要になってきます。管理会社と相談して出来ることからスタートしましょう。

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