自己所有物件で犯罪を発生させない、たった1つの方法 | 不動産投資を考えるメディア

自己所有物件で犯罪を発生させない、たった1つの方法

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昨今、マンションやアパートなどで発生する犯罪が凶悪化しています。ひとたび事件が発生すれば、その後の客付けにも影響が出てきますし、殺人事件でも起きれば、そもそもの借り手がいなくなってしまうことも十分考えられます。
それでは、犯罪が起きやすい街や物件など特徴はあるのでしょうか?

犯罪が起きやすい環境の条件とは?

犯罪を生み出す環境を分析する学問に犯罪環境学というものがあります。「ある地域である種の犯罪が多いのはなぜか?」ということを分析する学問分野です。

その環境犯罪学の中では、犯罪が起きやすい3条件というものがあります。
それは、①犯罪を起こそうという人がいて、②ふさわしいターゲットがあり、③抑止力のある監視者がいない、という3つの条件が揃ったときに犯罪が起きるとされています。

高層マンションほど犯罪率が高くなる?!

中でも重要なのが、抑止力のある監視者の不在という条件がきっかけで、犯罪が起きるケースです。犯罪が起きやすい街、犯罪が起きやすい建物というのは、犯罪を抑止するための環境が整っていないというケースが多いのです。

たとえば、マンションやアパートでは、建造物の高さが高ければ高いほど、共用部スペースでの犯罪が増えるという統計データがあります。
これはなぜかというと、部屋数が少なければ少ないほど住民たちがお互いを知ることができるため、コミュニケーションをとる機会が増えることになります。これはお互いがお互いを監視することにも繋がるので、犯罪率が減るという訳です。

最近では、セキュリティーがしっかりしているタワーマンションなども多いですが、空き巣などは高層階を狙うケースも増えているといいます。というのは、オートロックでセキュリティーが充実していると思われがちで、犯罪に関する抑止力が効きにくいという条件があるからです。

実際に捕まった窃盗犯にインタビューをしてみると、上階に行けば行くほど、防犯感覚が薄い場合が多く、しかも金持ちが多いとのことでした。
さらに屋上は基本的に誰もいないので、いざという時に身を隠すことができるというのです。犯罪に至る抑止力が効かない環境こそ危険なのです。

犯罪リスクが少ない街=キレイな街

犯罪率が低い街というのは、犯罪を抑制するための抑止力が必ずあります。抑止力の基本は清潔さです。街に愛着を持っている人が多い街は、ゴミが乱雑に置いてあったり、不衛生な場所が無かったらするものです。

たとえば、並木が整理されている、公共スペースである公園の植栽がキレイに整備されていて、清掃も行き届いているなど、細かい配慮がなされていることが多い街は、犯罪が少ない街といっても過言ではありません。

一方でゴミが散乱していたり、雑多な感じがするような街は、犯罪が多い街として考えられます。たとえば、周辺の公園のトイレが汚れていたりする地域は要注意です。
トイレを使用する人にマナーを守らない人が多いという証拠でもありますし、そこに住んでいる人たちも無関心で、犯罪を犯そうという人がいても無頓着である場合が多いのです。このようなエリアでは、犯罪が発生する可能性は非常に高いです。

繁華街で注意したいゴミと放置自転車

物件の周辺環境には商店街や繁華街がある街が多いと思いますが、そういうところで注意したいのが、ゴミや放置自転車です。

収集日が過ぎてもずっとゴミが置きっ放しなどは論外ですが、小さなゴミでも平気で捨ててあるような街は、住環境があまり良くないと推測できます。

また、ゴミと一緒に放置自転車も要チェックです。放置自転車が溢れているだけでなく、前かごにゴミが投げ込まれているケースは、犯罪抑止力が効かない街であることがわかります。ゴミは放火の原因にもなりますから、犯罪が起きないような対策が取られている街かどうかはきちんとチェックをしておきましょう。

さらに、落書きがあるかどうかも犯罪の抑止力が効くか効かないかのバロメーターになります。
落書きが書かれていても、すぐに消されるような状況であれば、さほど問題ではありません。しかし、落書きがなされていて、さらにその上に落書きがされているといった放置が続いているような状態では、監視者が不在=
犯罪抑止力が働かないということが言えるでしょう。

周辺にコンビニが多いと空き巣が増える!?

防犯について、もう一つ気をつけなければいけないのが、コンビニエンスストアの数です。コンビニが多い街というのは、単身者が多く、夜中に帰ってくる人が多いベッドタウンで、空き巣が仕事をしやすい街としてターゲットにされる傾向があります。

一度、空き巣に入られた建物は何度も入られる傾向があります。これは空き巣にとって、メリットがある環境が整っているからです。具体的には、建物周辺が暗かったり、植栽が伸び放題で死角を作っていたり、犯罪者にとって隠れやすい場所があるなどです。

また、エントランスにオートロックが完備されていても、裏口や駐車場、ゴミ置場などの鍵が空いていて、ゴミが放置されているなどの建物も犯罪が発生しやすい環境が整っているのです。こうした物件は最初から購入しない方が良いでしょう。

まとめ

犯罪が発生するのは、犯罪者がいることよりも、「その場所や環境で犯罪抑止力がいかに効いているか?」ということの方が重要です。オートロックや防犯カメラがあるからといって安心をするのではなく、住民同士がお互いを知っていて監視しているとか、死角がないなどの犯罪者目線にもなり防犯を考えることが必要不可欠なのです。

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