東北・北海道のJ-REITランキング!物件数が多い銘柄はどれ? | 不動産投資を考えるメディア

東北・北海道のJ-REITランキング!物件数が多い銘柄はどれ?

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北海道・東北 J-REITランキング

J-REITというと、どうしても東京や大阪、九州などの主要都市にばかり投資しているイメージが強いかと思います。しかし実際、投資する地域に偏りのあるJ-REITを調べてみると、以下のような銘柄もある事が分かります。

  • 森ヒルズリート投資法人:東京主要5区(投資割合92.4%)
  • CREロジスティクスファンド投資法人:埼玉中心(投資割合94%)
  • 阪急リート投資法人:大阪中心(投資割合74.5%)
  • 福岡リート投資法人:福岡中心(投資割合100%)

他にも地域に偏りのあるJ-REITは多くありますが、特に偏っているのは上記の4つ。しかし、ここで気付くのは「東北方面には投資されていないのか?」ということです。そこで今回は少々特殊なJ-REITの見方ということで、筆者独自に東北方面に物件の多いJ-REITを調べ、物件数の多い順にランキングしてみました。

※物件数が同じ場合は時価総額にてランキング、投資対象は建物以外も含めた物件数にてカウント

【1位】日本賃貸住宅投資法人(8986)

スポンサーが大和証券グループである、住居系J-REITです。独自のシステムにて物件の稼働率を上げているというのが特徴で、格付けも高いものとなっています。

東北・北海道の物件数:32
時価総額:1471億1300万円
利回り:4.34%
投資口価格:89,700円

【2位】野村不動産マスターファンド投資法人(3462)

日本でも有数の不動産会社である野村不動産がスポンサーとなるJ-REITです。過去、いくつかの投資ファンドで分かれていたものが合併し、J-REITの中でも時価総額3位となっています。オフィス系が中心ではありますが、東北・北海道方面に20棟近くの住居物件を保有しており、日銀も保有する格付けの高いJ-REITとなっています。

東北・北海道の物件数:25
時価総額:6677億1800万円
利回り:4%
投資口価格:154,500円

【3位】アドバンス・レジデンス投資法人(3269)

伊藤忠グループがスポンサーとなるJ-REITです。物件の99%が住居系となるファンドですが、現在の時価総額3917億円は住居系としても最大規模となります。格付けも高く、日本銀行も保有する銘柄です。

東北・北海道の物件数:19
時価総額:3917億7000万円
利回り:3.63%
投資口価格:120,500円

【4位】大和ハウスリート投資法人(8984)

住居系といえば大和ハウスも外せないと言いたいところですが、実は大和ハウスの主な投資先は住居系と物流系施設の2つです。時価総額は5312億円と、J-REITの中でも4番目の規模となっており、上記までと同じく日本銀行の保有する銘柄の1つです。

東北・北海道の物件数:15
時価総額:5312億7400万円
利回り:3.7%
投資口価格:275,700円

【5位】オリックス不動産投資法人(8954)

オフィス系として時価総額が日本で3番目の規模となっているのがオリックス不動産投資法人です。東北方面では、事務所、ホテル、商業施設、底地権といった様々なものを投資対象としていますが、基本として利回りの高い地方都市を中心としているのが特徴です。現在は4700億円ほどの時価総額で、上位にランクインするJ-REITの一つです。

東北・北海道の物件数:13
時価総額:4714億800万円
利回り:3.89%
投資口価格:170,800円

【6位】ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人(3278)

こちらは住居系のJ-REITです。高い格付けを取得しており、他投資法人との合併によりヘルスケア系施設への投資も開始しました。主に仙台、北海道を中心として住居を保有していましたが、現在は青森、秋田、北海道にそれぞれシニア施設を保有しています。

東北・北海道の物件数:13
時価総額:1303億5800万円
利回り:4.73%
投資口価格:166,500円

【7位】ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)

投資法人の一つであるユナイテッド・アーバン投資法人は、商社の丸紅がスポンサーです。投資対象となるのは住居、商業施設、オフィス、ホテルなどと様々な複合系のファンドとなっています。東北・北海道方面においてもそれは変わらず、オフィス、住居、商業施設、物流施設、医療施設が主な投資先となり、11の物件が投資対象となっています。こちらも日本銀行が保有する銘柄です。

東北・北海道の物件数:11
時価総額:5193億6500万円
利回り:4.1%
投資口価格:170,000円

【8位】インヴィンシブル投資法人(8963)

過去にJ-REIT初の合併を行ったとされるのがインヴィンシブル投資法人です。ソフトバンクがスポンサーともなっているJ-REITで、ホテルを中心として他は住居と商業施設で構成されています。また、数あるJ-REITの中でも利回りが最も高く、6.73%となっています。

東北・北海道の物件数:9
時価総額:2396億5900万円
利回り:6.73%
投資口価格:50,000円

【9位】平和不動産リート投資(8966)

平和不動産リート投資は、東北・北海道方面への投資物件数がインヴィンシブル投資法人と同数ですが、主な対象はオフィスと住居となっています。その名の通り、平和不動産がスポンサーですが、投資地域のほとんどが東京、中部、近畿となっており、東北・北海道の地域は住居を主としながらも投資割合は最も低くなっています。

東北・北海道の物件数:9
時価総額:1074億7200万円
利回り:4.39%
投資口価格:105,900円

【10位】サムティ・レジデンシャル投資法人(3459)

最後のご紹介となるのがサムティ・レジデンシャル投資法人です。東北・北海道の物件数は上記2法人と同じで、その全てが住居物件。基本は関西方面への投資比率が大きく、他にも東京や関東ではない地域に投資しています。単身者向け物件に投資するのが特徴で、時価総額の規模はそこまで大きくないものの、利回りは5%後半と高くなっています。

東北・北海道の物件数:9
時価総額:436億500万円
利回り:5.62%
投資口価格:95,500円

まとめ

東北・北海道方面を中心に投資するJ-REIT銘柄を物件数順にランキングしました。昨今の不動産市況の良さから、東北方面への投資も多少ながら活発になってきており、特に宮城県仙台市においては、以前から東北地方の中心としてとして不動産業界でも注目される街として認知されています。

今回ご紹介したJ-REITも仙台に物件を持つものが多く、続く物件数の多さは北海道でした。J-REITの投資判断基準としてはあまり役に立つランキングではないかもしれませんが、あの震災から随分と復興も進んできた東北方面への投資に興味がある方は、今回の記事を一つの参考にしていただければ幸いです。

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