REIT ETFとは?不動産に最も気軽に投資できる金融商品「REIT ETF」

REIT(不動産投資信託)

MORTGAGE BOND

不動産に投資する場合どんな手段を思い浮かべますか?
直接不動産を売買したり、貸したりするのが一般的ですよね。でも不動産を直接売買したり、貸したりするためにはまとまった額の初期費用がかかりますし、物件の管理も大変です。
まとまったお金もなく手間もかけたくないという方におすすめなのが、初期費用2000円から始められて不動産に投資できる「REIT ETF」です。
今回は手軽に始められるREIT ETFについてご説明したいと思います。

REITとREIT ETFとは?

REIT ETFの説明をする前に、まずREITを理解する必要があります。REIT(リート)は、Real Estate Investment Trustの略語で元々アメリカで生まれた金融商品です。
まず、多数の投資家が不動産投資法人に投資(投資証券を購入)します。その資金を元に不動産投資法人が不動産を購入します。そして不動産の売買益や賃料といった不動産収入を「分配金」として投資家に還元するのがREITの仕組みになります。
つまり、投資家はREITに投資することで実際に不動産を売買することなく、不動産に投資することができるという訳です。

REIT ETFは、「REITに投資したいけど、どのREITを買えばいいかわからない」時に便利な金融商品です。なぜなら、REIT ETFは東証に上場しているREITの指数(平均値)に投資するものなので、東証に上場しているREIT全てに投資するのと同等の効果があるからです。

REIT ETFの種類と違い

東証で扱っている日本のREIT ETFの種類は7種類です。指数ですから、基本的にどのREIT ETFを購入しても価格にそれほど大きな差はありません。ではなぜ7種類もあるのかということですが、それは取り扱い金融機関の違いです。

証券コード名称市場価格分配金利回り取扱金融機関
1343NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信1,776円3.46%野村アセットマネジメント
1345上場インデックスファンドJリート隔月分配1,680円3.58%日興アセットマネジメント
1595NZAM 上場投信 東証REIT指数1,690円3.27%農林中金全共連アセットマネジメント
1597MA10XIS Jリート上場投信1.696円3.39%三菱UFJ国際投資
1398SMAM 東証REIT指数上場投信1,704円3.44%三井住友アセットマネジメント
1476iシェアーズ JリートETF1,706円3.05%ブラックロック・ジャパン
1488ダイワ上場投信-東証REIT指数1,725円1.29%大和証券投資信託委託

このように指数連動型ですので、どのREIT ETFを選んでも価格に大きな差はなく、分配金も1488を除いてあまり大きな違いは見られません。

各REIT ETFの特徴と選び方

では、投資金額や分配金に差がない場合、何を基準に銘柄を選べばよいのでしょうか?
それは「売買単位と信託報酬」にあります。売買単位が1口から投資できるREIT ETFであれば、2,000円以下で不動産投資ができることになります。
信託報酬とは投信にかかる管理手数料のことで、投信(ETF)を保有している期間中かかります。当然信託報酬が低いREIT ETFが有利になってきます。
下記の表の通り、1番高い証券会社と安い証券会社では何と2倍も信託報酬が違ってきます。基本的にREIT ETFは長期で保有する場合が多い金融商品なので、信託報酬の違いでリターンに大きな差が生まれます。そのため、できるだけ安い証券会社を選択することをおすすめします。

証券コード名称信託報酬売買単位
1343NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信0.32%1口
1345上場インデックスファンドJリート隔月分配0.3%1口
1595NZAM 上場投信 東証REIT指数0.248%10口
1597MA10XIS Jリート上場投信0.25%10口
1398SMAM 東証REIT指数上場投信0.22%10口
1476iシェアーズ JリートETF0.16%10口
1488ダイワ上場投信-東証REIT指数0.155%10口

まとめ

このように初期費用2000円以下で間接的に不動産投資を始められるのがREIT ETFです。REITを直接売買するよりもさらに手軽に投資することができますので、不動産投資に興味があるけどできないという方は、まずはREIT ETFへの投資も検討に入れてみてはいかがでしょうか。

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