高い需要が見込める「音楽対応」のコンセプト型賃貸とは? | 不動産投資を考えるメディア

高い需要が見込める「音楽対応」のコンセプト型賃貸とは?

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音楽部屋

近年の賃貸市場は“居住するもの”というだけではなく、さまざまなニーズに対応した「コンセプト型賃貸」が注目を集めるようになりました。代表的な例を挙げるとするなら、「ペット可」「シェアハウス可」などの物件があり、今後は「音楽演奏可」に対応した物件への投資も考えられるでしょう。

コンセプト型賃貸は需要の幅は限られていると考えられていますが、一定のニーズはあると言えます。しかし、特に音楽演奏に対応した物件は「近隣騒音」などの問題が起きやすいため、他のコンセプト型賃貸に比べると運営管理が難しくなることが予想されます。そこで今回は、音楽に特化したコンセプト型賃貸の投資を考える上で、注目すべきポイントについてお伝えしていきます。

音楽対応コンセプト型賃貸物件とは?

音楽対応の賃貸物件と言っても、対応しているレベルごとに分類すると「音楽相談」「音楽対応」「音楽専門」の3段階に分けることができます。相談、対応物件については、標準的な賃貸物件であることが多く、特別な構造や対策は行っておらず“時間帯での条件”が定められています。

その一方で、専門としている賃貸物件は防音設備などで対策しており、時間帯を問わず楽器演奏できることが最大の魅力となっています。一般的な賃貸物件に比べると設備が整っているためある程度の初期投資が必要となるものの、その分グレードの高い設備によって賃料を高めに設定しても十分回収できる見込みがあると言えます。

最近では、賃貸物件情報サイトの絞り込み検索だけではなく、音楽対応に特化した情報サイトも存在しているため、エンドユーザーにも検索しやすく認知されつつあります。そのため、今後は更なる需要が期待できるでしょう。

学生を中心に高い需要がある

まず、1番の需要層としては「音楽専門学生」が考えられる。実際に大学・専門学校の周辺には賃貸物件が複合的に存在しており、中には音楽対応型の物件も増加してきています。音楽専門学生としては、学校近辺にある「立地」又は時間を気にせず演奏できる「音楽対応」というメリットがあるので、その需要はかなり大きいでしょう。

また学生だけではなく、音楽を仕事としているミュージシャンや講師レッスンなどのスタジオなどの用途にも考えられます。専門学生をターゲットにした物件であれば大学周辺に集中していますが、音楽関係者をターゲットにした物件であれば街中にも多く、収益物件の選択肢も増えるので投資しやすいでしょう。

さらに言えば、防音設備が整っている賃貸物件は「近隣住民・街中の騒音を遮音したい」というような一般ユーザーにも対応し、生活音の有無は居住の快適性にも繋がるため、不動産投資において収益安定に係る“空室率”にも影響することになります。

あまり需要のないとイメージされる「音楽対応物件」ですが、防音設備の面を考えると一般ユーザーにも対応している“需要幅の広いコンセプト”だということが分かります。

初期投資の高い特化型を選ぶ選択肢も

上記でもお伝えしましたが、時間帯を問わず演奏できる防音設備が整っている賃貸物件の初期投資額は高くなってしまいます。初期投資を抑えたい場合は「応相談」となっている物件を選ぶことになりますが、“音楽対応型”のコンセプトを掲げている以上は特化型の方が高い需要が見込めるでしょう。この部分の投資判断が重要になってきます。

また、契約する不動産業者の選択も考えたいところ。規模が大きく実績数の多い大手不動産会社でも、コンセプト型賃貸物件のノウハウを持っている可能性は正直あまり高くありません。音楽対応型の取扱物件数も多くないことが考えられるため、あまり規模の大きくない不動産会社でも専門物件を取り扱っているほうが選択肢としては良いかもしれません。

まとめ

年々、増加を続けている賃貸物件数。そのため、今後は分譲物件よりも賃貸物件の需要が高くなることが予想されます。厳しい不動産投資の競争に勝つためには、今回紹介したような専門的に特化した「コンセプト型」の賃貸物件への投資を考えてみてはいかがでしょうか。

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