まもなく迫る2020東京オリンピック。五輪後の不動産市場は!? | 不動産投資を考えるメディア

まもなく迫る2020東京オリンピック。五輪後の不動産市場は!?

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オリンピックのイメージ

残り2年までに迫った2020年の東京オリンピック。オリンピックの開催地が東京に決定した2013年以来、その影響は不動産市場にも大きく変化を及ぼすことになりました。

オリンピック効果によって都内一定エリアの地価は上昇したものの、不動産投資を行う投資家には「東京五輪が終了したあと、不動産市場はどうなるのか…」という不安のほうが気になるところで、バブル崩壊のような社会経済までにまで影響がある大幅下落も危惧されています。

しかし、過去のオリンピック時期のデータから見ても、「オリンピック後に不動産価格が大幅に下落した」という事例はみられません。ただし、“オリンピック以外の要因”が原因となり、一時的に不動産価格の下落することは十分予想されます。

その要因とは一体何なのか、また過去のオリンピック終了後の不動産価格の変化についてお伝えしていきます。

右肩上がりに上昇している東京の中古マンション

東京の中古マンションは、アベノミクス効果の恩恵を受けたこともあり、2012年10月から現在まで右肩上がりに上昇している価格推移となっています(参考:レインズ東京都の中古マンション成約単価推移)。
特に、東京ではオリンピック決定後に価格相場の上昇がみられました。

その中でも、湾岸エリアは選手村建設の影響やタワーマンション建設を受け、大幅に価格が上昇。さらに、相続税の値上がり対策とするタワーマンション節税、オリンピック効果を予想した外国人投資家によるキャピタルゲイン狙いの購入、といった要因が重なり、都内全体のマンション価格が跳ね上がったとされています。

そのため、都内のマンション価格が上昇したのは単にオリンピック効果だけではなく、節税対策やマイナス金利などの影響を受けたからとも言えます。

前回の東京オリンピックによる不動産市場への影響

前回は1964年に開催された東京オリンピック。当時は、今のような先進技術や経済発展もなかったため、新幹線・高速道路の開通や国立競技場の建設、またはテレビ需要の効果もあり一気に好景気へと突入しました。
そして、オリンピック後も大幅に景気が落ちることもなく、1970年まで景気の良い時代が続きました(いざなぎ景気)。

しかし、地価の上昇はあったものの、東京だけが突出して上昇した訳ではないため、オリンピック効果が地価に大きく影響があったとは言いにくいところです(一般財団法人日本不動産研究所調べ)。

2020東京オリンピック後、不動産価格は下がる?

1964東京オリンピック後は不動産価格に大きな変化はみられず、さらにロンドンオリンピック後の場合は経済効果もあって上昇が続きました。このことから、今回のオリンピックが終了しても“オリンピック終了が直接的な原因”となる不動産価格暴落の可能性は低いと考えられます。
ただし、オリンピックに関連した複数の要因が重なることで2020年以降の不動産価格が下がる可能性があります。

理由の1つとして、今回の東京オリンピックで不動産価格が上昇することを予想した外国人投資家の利確が挙げられます。
キャピタルゲインを狙った投資家が購入したマンションを続々と売りに出すため、市場に売り物件が増加し一時的に相場が下がることが予想されます。

また、時間的な要因も理由の1つで、不動産価格は上昇と下降のサイクルを繰り返すといわれています。現在は2012年から上がり続けているので、時間的な要因を考えると2020年以降に下落傾向になる可能性は十分にあります。

まとめ

今回お伝えしたように、東京オリンピック終了後はさまざまな要因もあって一時的に不動産価格が下降傾向になる可能性があります。逆に考えれば、不動産価格が下がればさらなる投資のチャンス、これから不動産投資を始める人には良いタイミングとも言えますので、そのために今から不動産投資についての知識や調査、資金の確保など準備をしておくことをおすすめします。

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