月の土地は安い!?「月の不動産投資」は儲かるのか | 不動産投資を考えるメディア

月の土地は安い!?「月の不動産投資」は儲かるのか

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月のイメージ

火星やその他の惑星に移住する話は昔からあり、映画にもなったりしています。地球外の惑星に住むのは、子供の時に誰もが一度は想像したことのある未来予想図の一つだと思います。今のところ実現されていませんが、どこまで信憑性があるのでしょうか。15年くらい前から月の土地が売りに出されており、2017年10月時点で第3期分譲中です。手に入れようと思えば意外なほど安く手に入れられる月の土地の権利なのですが、不動産投資としては儲かるのでしょうか。

お金は誰が管理してどこにいくか

日本では月の土地は株式会社ルナエンバシージャパンという会社が販売しています。この会社はアメリカのルナエンバシー社の代理店で、権利書の発行はアメリカのルナエンバシー社が行っています。ルナエンバシー社は1980年にサンフランシスコで月の所有権を承認され、その後アメリカ政府、ソビエト連邦に宣言書を提示したところ異議申し立てされなかったため、正式に地球外不動産業者として月の土地の販売を始めました。日本で月の土地を購入するとお金はその2社で分けるようです。

現在月の土地は、1エーカー(約4,040㎡)がたった2,700円で売りに出されています。東京都港区赤坂の地価が2017年時点で1㎡で約312万円ですので比較にならないほど安価です。月の土地は価格的には買いですが、そこに建物を建てるとなると莫大な費用がかかるのは間違いありません。今のところ宇宙人でも住まない限り月の土地の使用料は期待できませんので、利益を生むにはキャピタルゲインを狙うしかありません。今後も月の土地を購入する人はいるとは思いますが、それは月という珍しさや、サプライズプレゼントには面白い、といった理由がほとんどだと思われます。所有するだけではキャッシュフローは得られないのが現状です。

月の土地の管理は誰が行うのか

月の土地の管理についてはどうすればいいのでしょうか。ルナエンバシー社が権利書を発行し、区分を管理しているにしても、他に月の土地を販売している業者がないとは限りません。どこかで自分が購入した土地と同じ場所を購入している人がいるかもしれないのです。そこにいないので誰にもわからないのです。このことから、地球では人がいて住む人や使う人がその土地にいて、公認の上で登記されているから初めて不動産取引が成り立つという、宅建の試験に出るようなことがよく理解できます。

さらに、月では平らだった場所が突風や熱などで急な傾斜の谷や山に変化したりする可能性もあり、いざ移住しようとしたときに価格が安くなる可能性もあります。また、土地すべてを個人に販売していたとしたら、国や公的機関の土地がないので、地球にあるような国立の病院や、公立の公園、福祉施設、図書館や学校などが建てられません。そういう点では今のうちに買っておいて、将来的に国に購入してもらうというのはありかもしれません。その時には4,040㎡が2,700円ではないでしょうから、高額なキャピタルゲインが見込めるでしょう。

月の土地所有権は宇宙一傲慢?

もし、仮に人間が移住ができなかったとしたら、宇宙人や人間以外の生物が暮らすのを待つしかないかもしれません。そもそも宇宙人が既に土地を区分所有していたら、将来、月に移住する日が来たときに逆に宇宙人から土地代や賃貸料を請求される可能性も無いとは言い切れません。でも、その時にルナエバンシー社の権利書がもしかしたら役に立つかもしれませんね。

まとめ

月の土地の所有者になれるというと、とても魅力を感じます。満月に輝くあの月の土地の所有者として不動産投資ができたらと思うと夢のある話です。相手が宇宙人だとなおさらです。が、その逆の立場になるリスクもあります。今後は月だけではなく、火星や、その他の惑星の土地を購入できる日がくるかもしれません。もしかしたら、もう誰かが売っていたりするのでしょうか。もし購入したら、今はあまり難しく考えずに所有しているのが幸せかもしれませんね。

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