高利回り・安定収入で人気の「トランクルーム投資」とは? | 不動産投資を考えるメディア

高利回り・安定収入で人気の「トランクルーム投資」とは?

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トランクルーム投資が熱い│画像1

最近、荷物を収納するトランクルームへの投資が注目されています。
初期投資が安いため利回りが高く、新たな投資先として考える個人投資家が増えているのです。今回はそんなトランクルーム投資の魅力について注目してみました。

トランクルーム投資とは?

物件価格の上昇で賃貸用不動産の利回りが低下している中、トランクルームの利回りは大きく上昇しています。利回りは年平均で8%前後で、中には10%を大きく上回る投資先もあります。2016年のトランクルームのマーケット規模は約650億円と、ここ5年間で約40%増と大きく伸びている状況です。

トランクルームには貨物用のコンテナを利用する場合と使われなくなったオフィスの一室を改築して利用する場合の大きく分けて2つのパターンがあります。どちらも賃貸物件のように大きな初期投資がかかるわけでもなく、新築や中古の区別もほとんどありません。

さらに言うと、トランクルームは一度、荷物を入れてしまえばすぐに退去をする人はかなり少ないとも言われており、賃貸物件に比べて稼働率が安定しているのが特長です。駅や商業施設、コンビニなど駅からの距離や方角などもほぼ関係ありません。このため、他の賃貸物件と競合せずに用地を仕入れられることから高い利回り維持できるのです。

トランクルームの需要は?

賃貸住宅と比べてなかなか需要が分かりにくいトランクルームですが、実際どのような人たちが利用しているのでしょうか。

トランクルームの利用者は、主に郊外や地方から都心へ引っ越す人が利用するケースが多いとされています。
部屋の広い郊外や地方の住居で置いていたたくさんの荷物が、部屋の狭い都心に引っ越したために置けなくなってしまい、その際にトランクルームが利用されているということです。

トランクルームで趣味部屋をつくる

他にもトランクルームを利用して趣味の部屋を作ってしまう人もいます。たとえば、スポーツ自転車やその備品を収容する場所として活用するケースもありますし、部屋に置けなくなった本の置き場所として活用するケースもあります。

トランクルームの広さは色々ありますが、広いトランクルームでは本棚を置くことができます。空調も完備されているトランクルームであれば、本が痛むこともありません。また、机や椅子を置くことで書斎にすることも可能です。

ワインセラーとしての利用

また、ワインセラー用のトランクルームもあります。温度や湿度を全て管理してくれるだけでなく、預けているワインを全てデータ化してくれるという特徴もあり、コレクションの管理が容易になります。さらに必要に応じて当日の依頼でも家まで運送してもらうこともできるので、いつかワインセラーを持ちたいと考えているワイン好きにはたまらないサービスです。
中でも業界最大手の寺田倉庫が行なっているワインセラーのトランクルームは、月額保管料が何と1本90円。ワインセラーだけでなく、まるでホテルのようなラウンジも完備されているというのが驚きです。

トランクルームのREITも検討されている

そんな魅力的なトランクルーム投資ですが、稼働率を上げるために時間がかかるというデメリットもあります。トランクルームの需要は確実にあるものの、うまくマッチングさせるために周知させることが大変重要になってきます。広告宣伝費用など持ち出し費用がかかるため、自己資金にある程度余裕がないと大きく稼ぐことは難しいかもしれません。

そこで、もう少し少額で投資ができる環境を整えるために検討されているのが、トランクルームを主な投資先としたREITを作ることです。まだまだREITができるまでには時間がかかりそうですが、将来有望な投資先であることは間違いないでしょう。

まとめ

トランクルームの需要は、今後ますます伸びていくと考えられています。現時点でREITはありませんが、遅かれ早かれトランクルームを対象としたREITがつくられ、安い価格から投資ができるように環境が変化していくことでしょう。金融機関も賃貸アパートや賃貸マンションに関わる融資を減らす一方で、新たな投資先としてトランクルームの有望性や将来性を大きく見積もっています。

一方でトランクルームへの投資リスクについても十分知っておくべきでしょう。一番大きいのは空室リスクです。同業他社が多く差別化をなかなか打ち出しにくい中、広告宣伝費をかけて認知を深めてもらい、周知させる必要があります。手元に余裕資金がなければ、経営を継続することは困難になりますので、トランクルーム投資を始める際は十分な余裕資金を持ってスタートすることが大切です。

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