スルガ銀行から融資を受けるメリット・デメリット

融資・ローン・金利
融資の選択肢としてスルガ銀行も検討しよう

不動産投資には一般的に金融機関からの融資が不可欠ですが、ローンを申し込む金融機関にも多くの種類があり、選ぶのも一苦労です。この記事では、不動産投資ローンを積極的に行うスルガ銀行から融資を受けるメリットやデメリットなどをご紹介します。

不動産投資ローンはスルガ銀行を検討しよう

副業として利益を得るためや節税目的など、不動産投資で儲けようと考える人は数多くいます。不動産投資ローンを組んでマンションやアパートを購入し、家賃収入で返済するわけですが、銀行から融資を受けやすい条件とは何なのでしょうか。

一般的に「属性」が良ければ、銀行から融資を受けやすくなっています。属性とは、融資の審査の際に銀行などが判断するための基準で経済的、社会的背景の俗称です。

属性には多数の項目があり、年収や金融資産の状況、他社からの借り入れや返済の遅滞があるかなどの信用情報から、勤務先の会社の状況や連帯保証人の続柄や収入など多岐に渡ります。これら全ての項目が客観的に審査され、融資が受けられるかどうかが決定します。

しかし、属性を含めた融資の審査には非常に時間がかかり、不動産投資の融資はメガバンクなどの大手銀行や地方銀行、信用金庫などから受けられますが、どの金融機関でも一般的に審査には1ヶ月以上の時間がかかります。

また、不動産投資に有利な物件は市場に出たら早い者勝ちですので、条件の良い物件が出たとしてもすぐに融資が受けられなければ購入することはできません。そんな時に一つの選択肢として考えられるのが、審査スピードの早い「スルガ銀行」で融資を受けることです。

スルガ銀行は静岡県東部に本社を持つ地方銀行の一つですが、日本全国に支店を展開しており、個人向けの不動産融資を積極的に行うことで知られる金融機関です。地方銀行でありながら高い利益率を誇り、海外の投資家からも注目されています。

スルガ銀行で融資を受けるメリット

スルガ銀行で融資を受けるメリット

融資までの審査スピードが早い

まず、スルガ銀行のメリットは融資の審査スピードがメガバンクと比べて圧倒的に早いことです。同条件・同属性融資の審査を受けた場合でも、メガバンクで1ヶ月以上かかるところをスルガ銀行では最短3営業日で評価出しが終了することもあるため、他行ではありえないスピードで融資を受けることが出来ます。その為、条件の良い物件が市場に出た場合、他行で融資の審査を待っている競合者に対して非常に大きなアドバンテージを得ることが出来ます。

耐用年数が短くても長期ローンが組める

2つ目のメリットは融資の対象物件が広いということです。スルガ銀行の融資は地方銀行の枠に収まらず、メガバンクなどの他行が融資をしない物件にも積極的に融資を行っています。

通常メガバンクなどでは建物の耐用年数が長い物件に対して長期のローンを組みます。建物の耐用年数が短い物件に対して融資を受ける場合、例えば重量鉄骨の建物の場合の耐用年数は34年ですが、物件が築24年だとすると残る耐用年数は10年となり、メガバンクでは10年までの融資しか組めずキャッシュフローが悪いため融資を断られたりします。

しかし、スルガ銀行の場合は耐用年数が10年しか残っていない物件でも耐用年数を無視して20年、30年の融資を組んでくれることがあるため、融資を受けられる物件の範囲が非常に広いのが特徴です。

スルガ銀行がなぜ耐用年数を過ぎていても融資を組めるのかと言うと、スルガ銀行の融資の審査では物件の条件よりも、貸し付けを行う相手の属性を重要視していることが理由として挙げられます。たとえ条件の悪い物件でも属性が良ければ融資を受けられる可能性は高くなります。しかし、そんなスルガ銀行にも気を付けるべき点があります。

スルガ銀行で融資を受けるデメリット

スルガ銀行で融資を受けるデメリット

どんな物件でも融資の審査が比較的通りやすく、また審査スピードもあり得ないほど早いスルガ銀行ですが、デメリットと言えるのが金利です。スルガ銀行の貸付金利は原則的に変動金利で年4.5%が最低ラインとなっており、物件や属性の条件によっては更に高い金利となることもあります。

他行の場合、変動金利は年2~3%台が一般的ですし、固定金利制でも2%台からあります。また日本政策金融公庫などでは1%台から融資が受けられますので、スルガ銀行の金利がかなり高いことがわかります。

またスルガ銀行の上限金利は年14.9%ですので、物件の条件や属性が比較的悪いと判断された場合は10%台の金利にまで膨れ上がることもあります。その為、不動産投資で融資を受ける際にスルガ銀行を選択するのであれば、審査の早さと金利の高さを天秤にかけて選ばなければなりません。

利回りの良い物件が出たタイミングで、競合者も多く即決したい場合、高金利でも十分利益が出る条件であれば、スルガ銀行から融資を受けるのも選択肢の一つでしょう。しかし、いくら気に入った物件でも耐用年数が少なく十分な利回りも見込めない物件で、メガバンクなどからの融資が見込めないからといってスルガ銀行を選んだ場合、後々金利の支払い等で厳しくなることは目に見えています。

スルガ銀行は物件の条件を重要視しませんので、物件の将来性などは融資を受ける側が十分に検討を行って判断する必要があります。審査の早さと属性を重視した審査内容は他行ではまず受けられないメリットですので、金利面のデメリットを考慮したうえでスルガ銀行を活用するのが最善と言えるでしょう。

まとめ

スルガ銀行からの融資は、金利面では難があるものの、審査のスピードが優れているというメリットがあります。融資対象となる物件の種類も多いため、許容できる金利であれば選択肢の1つとして検討する価値はあるでしょう。

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