不動産投資家なら知っておきたい業界のウラ用語10選 | 不動産投資を考えるメディア

不動産投資家なら知っておきたい業界のウラ用語10選

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ウラ用語
不動産投資家であれば、法律用語や収支にまつわる多くの用語を耳にする機会は多いでしょう。

では、不動産業界における「感度」という言葉が何を意味するかご存知でしょうか。

もちろん電波やスマホの受信感度という意味ではなく、不動産業界ならではの「感度」という言葉があるのです。

今回は一般的に知られていない意味を持つ不動産業界の用語や少し危険な匂いのするウラ用語をご紹介します。

言葉の意味を知れば不動産業界の中身もイメージしやすくなりますので、この機会にぜひ覚えてみてください。

仲手(チュウテ)

【意味】
「仲介手数料」の略です。相手に聞かれたときのために言葉の意味を分かりづらくする隠語のような意図はありません。単純に省略されただけで業界用語として使われています。

【使い方】
A「最近、仲手0の物件増えたよなぁ」
B「商売あがったりですよね」

両手(リョウテ)

【意味】
不動産業者が仲介手数料をお客様(買い主、借り主)から、広告料を仲介の依頼者(売り主、貸し主)から受け取れる取引のことを指します。

不動産業者が取引する相手から受け取れる仲介手数料は、売買は「3%+6万円」、賃貸は「家賃1ヶ月分」と法律で定められているため、不動産取引の多くは「片手」取引です。

しかし、もう一方の相手とも取引できれば、お客様と依頼者の両方から報酬をもらえる「両手」取引になるため、不動産業者にとって報酬が2倍になる美味しい取引になります。

【使い方】
A「この物件、片手?両手?」
B「両手です」

のっけ

【意味】
賃貸の不動産業者が物件の礼金に1ヶ月分を上乗せすることです。

賃貸の場合、取引の相手から受け取る仲介手数料とは別に、貸し主から広告料として家賃1ヶ月分を受け取れることがあります。しかし、広告料が出ない物件を仲介しても報酬は家賃の1ヶ月分だけです。

そこで、礼金を1ヶ月分上乗せすることで、取引の相手から家賃1ヶ月分、依頼者から礼金を名目とした広告料として家賃1ヶ月分を受け取ることができるため、報酬2倍の両手取引にする際に利用される方法です。

【使い方】
A「御社の物件、礼金のっけはアリですか?」
B「家主から礼金は0円でと言われてるのでNGです」

追客(ツイキャク)

【意味】
読み方は「ツイキャク」が一般的ですが、稀に「オイキャク」と読む場合もあります。

主に見込み客である買い主(借り主)に電話をかけるなどの営業活動を指し、「追客のために電話をする」行動を「追電(ツイデン)」と言います。

【使い方】
A「お前、今月のノルマ大丈夫なの?追客してる?」
B「全然だめ。年末控えてるから追電してもアポ取れないんだよね」

感度(カンド)

【意味】
お客様に物件を紹介し、その結果「買う見込み(借りる見込み)はありそうか」という感触を表す言葉です。

より成約の見込みが高い場合は「感度が良い(高い)」、成約の見込みが低い場合は「感度が悪い(低い)」と表現します。

【使い方】
A「今日案内したお客さんどうなの?」
B「いや~、感度は悪くないんだけど、いまいち一歩踏み出せない感じ」

当て物(アテブツ)

【意味】
「あてぶつ」「あてもん」「あてもの」など、人によって少し読み方が違いますが、本命物件を紹介する前にわざと希望と大きく外れた物件を紹介することです。

希望と違う物件を見せた後で希望に沿った物件を紹介すると、心理的に通常よりも良い物件に見えることから、成約率をアップさせるために使う営業手法です。

【使い方】
A「課長、このお客さんに紹介する物件、これがいいと思うんですけど…」
B「直接その物件に行くんじゃなくて、当て物回るようにしろよ」

物確(ブッカク)

【意味】
「物件確認」の略。売り主(貸し主)側の不動産業者に買い付けや入居申込が入っていると、お客様に紹介した物件は契約できないため、通常はお客様に物件を紹介する前に必ず「その物件がまだ紹介できる状態か」を確認する必要があります。

【使い方】
A「物確お願いします。メゾン○○の105号室なんですけど」
B「はい、まだ空いてますよ」

売り止め(ウリドメ)

【意味】
売却の専任媒介を受けた不動産会社が、他の不動産会社への物件紹介をやめることです。

売り主の意向が変わったり、買い付けの申し込みが入った際などに、他からの買い付け申し込みが入らないようにブロックする方法として用いられます。

また、自社で売り主と買い主の両方と取引するために、囲い込みを目的として売り止めを行うケースもあります。

【使い方】
A「あれ?この物件、売り止めかかってたのにまた広告載せてる」
B「(取引が)流れたんじゃない?クセのある売り主だから」

金消(キンショウ)

【意味】
住宅ローンを始めとした銀行の融資契約である「金銭消費貸借契約」の略であり、特に隠語のような意図はありません。

【使い方】
A「このあいだの物件、契約終わったの?」
B「はい、来週が金消の予定です」

捨て看(ステカン)

【意味】
電信柱に貼り付ける紙やプラスティック製の物件広告のことです。

違法行為であり、捨て看を取り付けているところを警察に見つかると現行犯逮捕になる可能性もあるため、夜間の人通りが少ない時間にこっそり取り付けられます。

法規制が厳しくなった昨今では、ほとんど見かけなくなりました。

【使い方】
A「あそこの会社の営業、捨て看貼ってるところ警官に見られて注意されたらしいよ」
B「昔は捨て看なんていくらでも貼れたのに、最近は厳しくなったからね」

まとめ

他にも不動産業界には、一般的には使われない専門用語やウラ用語、業界用語などが数多くあります。

今回ご紹介したのは、エンドユーザーの取引に直接影響したり、比較的身近なウラ用語です。

例えば、不動産屋さんに訪れた際に「のっけ」という言葉が出てきたら、紹介される物件の礼金が高くなる可能性があるということです。

不動産用語を知れば、不利な取引にならないか注意することもできますし、不動産屋さん同士の会話から有利に交渉を進めるためのヒントが見つかる可能性もあります。

今回ご紹介したのは基本的な業界用語ですが、気になる言葉があれば、是非ご自身でも調べてみてください。

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