大家さんが直接募集できる「ウチコミ」とは?賃貸業界に革命!? | 不動産投資を考えるメディア

大家さんが直接募集できる「ウチコミ」とは?賃貸業界に革命!?

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20190409-1

「なぜ賃貸ポータルサイトは大家が直に入居募集させてもらえないのか?」

このように考えたことのある不動産オーナーは少なくないのではないでしょうか。

賃貸情報サイトに直接物件募集ができないのは、運営元の不動産会社が掲載している物件の利益がポータルサイトの運営費用にもなっているからです。

そんな不動産業界の古き慣習の中、今までの賃貸業界の常識を覆す可能性すらある話題の賃貸情報サイトがあります。

そのサイトの名は「ウチコミ」。

今回は不動産オーナーがウチコミを利用するメリットを解説しつつ、実際の利用者の評判等も合わせてご紹介します。

ウチコミとは?主役は大家さんと入居者!

「ウチコミ」とは、賃貸マンションアパートの大家さんが自分で入居募集をする新たなサービスです。

2012年設立の株式会社アルティメット総研が運営する賃貸ポータルサイトであり、一都三県エリア、関西エリア(大阪/京都/兵庫/奈良/その他一部)、東海エリア(愛知/三重/その他一部)の物件に対応しています。

不動産投資家や賃貸オーナーの間では、「ジモティ」という無料広告掲示板が入居者を直接募集できるツールとして有名ですが、ジモティに対して「ウチコミ」は不動産特化型の広告宣伝サイトと言ってよいでしょう。

「契約はどうするの?」という疑問もあるかもしれませんが、これはウチコミに加盟するエージェントという不動産会社が行ってくれるため、契約や法律などの知識に自信がなくても安心して利用できます。

大家が直接入居募集するサイトとなると、利用者数が気になるところです。そこで賃貸ユーザー、大家、エージェントの数、そしてウチコミのホームページ利用者数を調べてみました。

賃貸ユーザー会員数 4万3128人(2019年4月8日時点)
登録オーナー数 7500名以上
登録エージェント会社 180社以上
ホームページ訪問者数 約22万PV(月)

賃貸ポータルサイト最大手のSUUMOは月に2200万PVですので、それと比較すればまだ利用者数は少ないと言えますが、SUUMOには賃貸情報だけでなく、売買物件情報や不動産関連のその他多岐にわたるサービスを展開しており、それらのPV数も含んだ数字となっています。

「大家が直接入居募集する賃貸サイト」という観点で見れば、賃貸ユーザー会員数4万人以上という実績と、月のサイト訪問者数22万PVというのは決して少ない数字とは言えません。

しかも、ワールドビジネスサテライトを始めとした多くのメディアで取り上げられていることもあり、この数ヶ月間でアクセス数が着実に伸びています。

賃貸の入居募集でウチコミを利用するメリット

ただ大家が直接入居募集するサイトというだけではそれほど真新しいサービスとは言えません。

そこで、ウチコミを利用することのメリットを「大家」と「賃貸ユーザー」の両視点から探ってみました。

≪大家側のメリット≫
  • 「直接募集」という入居募集のチャネルが増える
  • 自ら募集するためアピールポイントを漏らさず紹介できる
  • 礼金敷金などを自分の意志で決定できる
  • 物件登録や物件掲載が無料で利用できる
  • 入居募集時の広告費が要らない
  • 契約事務手続きはエージェントに任せられる
  • 直接募集のため不動産会社の恣意的な囲い込みなどがない
  • 入居希望者との密なコミュニケーションが可能
  • 入居希望者から直接問い合わせがあるため本当のニーズが分かる
  • 自分の物件ページへの閲覧者数がわかる
  • 物件を探しているユーザーをこちらから探せる
  • プロカメラマンに物件撮影を依頼できる
≪入居者側のメリット≫
  • 仲介手数料が無料
  • 大家に契約条件の直接交渉が可能
  • 条件を決めて物件リクエストができる
  • 募集が終了した「おとり物件」に引っかからない
  • 大家のプロフィールが分かる
  • 市場に出てこない部屋が見つかる
  • 正確な物件所在地を確認できる

一般的な賃貸契約の場合、基本的には大家も入居者も仲介業者を介して確認や交渉を行うため、双方の意思が上手く伝わらず、チャンスを逃すということが少なからずあります。広告宣伝費も別途必要になります。

対してウチコミの場合、入居者が直接大家に問い合わせるため、不動産会社に都合の悪い情報が隠されたり、誤解などからくるトラブルのリスクを減らせます。費用面でも契約時に家賃1ヶ月分の費用をエージェントに支払う事で利用可能となっており、入居募集時の広告宣伝費はかかりません。

また、入居者は「大家がどんな人なのか?」という不安を抱えていることがありますが、ウチコミでは大家のプロフィールをリクエストできる機能も付いています。

更に、一般の賃貸ポータルサイトでは不動産会社が来店を促すために物件の住所を詳しく掲載しませんが、ウチコミは大家が直接物件を登録するため詳細な住所が掲載されています。

問い合わせや内見前に現地を確認できるのは、賃貸ユーザーにとってかなり大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

ウチコミを利用した賃貸契約までの流れ

それでは、大家がウチコミを利用するまでの流れを簡単にご紹介します。

【1】以下URLから必要項目を入力

■ウチコミ 大家さんの新規ID登録
https://owner.uchicomi.com/_om/lpregister/

≪入力項目≫
  • メールアドレス
  • パスワード
  • 名前、ふりがな
  • 住所
  • 電話番号
  • 利用方法(利用目的)
  • ウチコミタイムズの郵送希望へのチェック(登録後に変更可能)
  • プロフィール画像

【2】登録メールアドレスに届く登録認証を行いID登録完了

【3】マイページで建物や物件概要、間取り図、物件写真を登録

【4】フリーレントや特別プレゼントなどの特典を登録(特になければ不要)

【5】物件公開

【6】内見はエージェントが行う

【7】契約もエージェントが行う

内見と契約以外は基本的に大家が自由に行えます。

ID登録や物件登録の操作はさほど難しくなく、パソコンが苦手な方でもサポートサービスがあるため安心です。

利用料は3時間3000円とリーズナブルな価格設定となっており、ウチコミの登録だけでなく、エクセルやワードの使い方レッスンまで付いているため高齢のオーナーにもおすすめです。

ユーザーからの評判は?デメリットはないの?

最後に、実際にウチコミを利用したオーナーの評判を見てみましょう。
※Twitterで見られた口コミをランダムにピックアップしています。

良い反応、悪い反応のどちらにも偏っている印象はなく、オーナーの思惑によりそれぞれ意見が異なるのは当然のことと言えるでしょう。

ただ、一つ気になる大きな欠点があり、それは「登録エージェントを選べない」ということです。

つまり、その地域に登録している不動産会社がほぼ強制的に担当エージェントとなるため、重要な契約事務などを任せる会社を選べないのです。

また、入居募集を専属専任媒介で依頼している場合、大家は自ら募集することはできません。

このデメリットはウチコミだからではなく、宅建業法で決められたルールのため、最長で3ヶ月間は媒介契約を結んだ不動産会社に依頼せざるを得ません。

とはいえ、「不動産会社が信頼できないから自分で募集したい」と考える賃貸ユーザーや大家は数多く存在します。

「手間をかけてでも自分でやった方が成約率は上がる」と考えるオーナーに対して、「このサービスはくる!」とウチコミを紹介しても言い過ぎではないかも知れません。

まとめ

最後にご紹介したTwitterの評判にも「面倒くさいから仲介業者を挟んだほうが早い」という意見がありました。

確かに客付け力のある不動産会社がいれば、こういった直付けという方法は不要です。

ただ、供給過剰となった賃貸不動産市場の中で、通常と同じ手法で賃貸経営したのでは優位性は継続できませんし、そもそも不動産会社に依頼しても空室が埋まる保証はありません。

Twitterなどの評判は、あくまで一意見として参考程度に捉えた方が良いでしょう。

手間を惜しまず直に入居募集をかけても、膨大な情報量の中に埋もれ、よほどの広告力と入居者が根気よく情報を探すという偶然の一致でもない限り、物件を見てもらえる確率は極めて低くなります。

上記の理由からも入居募集のチャネルを増やすのは決して悪いことではありませんので、入居者と大家が直接話せる新たなジャンルとしてウチコミの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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