不動産投資は戸建賃貸がいい?!今注目の「空き家の賃貸経営」 | 不動産投資を考えるメディア

不動産投資は戸建賃貸がいい?!今注目の「空き家の賃貸経営」

不動産投資は戸建賃貸がいい?!今注目の「空き家の賃貸経営」

世間的にもだいぶ浸透してきた不動産投資の一般的なイメージは「不労所得が得られる」というもの。毎月決まった収入が得られることは魅力的ですが、不動産を多数所有している人が賃貸経営を行っているイメージが強く、自分とは縁遠い感じを抱く人も多いかもしれません。
しかし、最近では普通のサラリーマンが副業で賃貸経営をしているケースも増えています。最近注目されつつある不動産投資は、実はアパートなどの戸数が多い賃貸物件ではなく、一戸建ての空き家を活用した賃貸経営なのです。

全国で空き家問題が深刻化

空き家率が年々増加している…という話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
平成25年の総務省の調査結果によると、全国の空き家戸数は820万戸、住居全体の空き家率はなんと13.5%。空き家数が448万戸だった平成5年の頃と比較すると、その戸数は2倍近くとかなり増加していることが分かります。
空き家が増えている背景には、人口減少問題があります。子供の数が多かった昔は、兄弟のうちの誰かが家を継ぐケースが多かったものです。結婚後も親と同居して住み続けるなど、空き家が出にくい状況でした。
しかし、少子化が進む現代では、一度親元を離れた子供は別で新居を購入するケースが多くなってきました。そのため、親が亡くなった後に誰も住むことのない実家が「空き家」となってしまったのです。
さらに、親が遺した実家を処分するのに抵抗があって何となくそのままにしている…という人も多いのも空き家問題に拍車をかけているのです。

空き家にしたままのリスクとは?

建物は人が長年住まない状況が続くと、当然傷みやすくなってしまいます。遠方に住みながら空き家を管理している場合、ときどき窓を開けて通風することもできず湿気がこもります。また、誰も住んでいなくてもホコリはたまってしまいます。建物が傷んだ状態となれば、いざ「売却しよう」「誰かに貸そう」となっても、住める状況とはほど遠いほど状態になっている可能性もゼロではありません。
その他にも空き家を放置していたために盗難被害や放火に遭ったケース、いつの間にか他人が無断で住み着いていたなどのトラブルも起きているようです。

空き家を有効活用する

親が住んでいた実家を相続した際、人に貸すという選択肢があります。家賃収入で不労所得が得られると聞くと、嬉しいイメージばかりが先行してしまうかも知れませんが、当然デメリットもありますので十分に把握しておくことが大切です。

■メリット

物件の立地によって家賃相場は異なりますが、空室とならない限り、毎月家賃収入があります。例えば、月10万円の家賃なら、120万円ほどの収入が得られます。そして人が入居しているため、空き家の時よりも通常劣化しにくいというメリットもあります。さらに、資産としての不動産を維持できるため、将来自分が住むという選択肢もあるでしょう。

■デメリット

賃貸契約を結んだ時点でオーナーとしての責任が発生します。「トイレが壊れた」「外壁が剥がれた」「水道が漏れた」など借り主の故意でないトラブルに関しては、全てオーナー側が費用を出して修繕する必要があります。また、借り主が変わるごとに室内を綺麗にクリーニングするのも重要な点です。そして家賃収入の確定申告など事務処理も忘れずに行うようにしなければなりません。

空き家を購入してオーナーになる

不動産投資に興味を持ったタイミングで、空き家を所有しているなら元手ゼロで賃貸経営ができるでしょう。でも、最近では敢えて空き家を数百万円と格安で購入して、賃貸経営するという「空き家投資」も注目されています。
立地や売主の事情によって200万円程度で購入できる空き家もあります。ただ、そういった物件は外観や室内が「傷んでいる」ということが多いです。最近は、ボロ家と言われるような築年数の古い建物を新築のように蘇らせるリノベーション住まいが注目されていますが、戸建住宅全体をリノベーションするとかなりのコストがかかってしまいます。
初期投資を抑えるために、なるべくリフォームは最低限に抑えるのがいいでしょう。借り手にとって大事なのは清潔感です。掃除を念入りにする、壁紙など自分で可能な場所はDIYでリフォームしてみるのもおすすめです。
また、「リフォームOK物件」というのをアピールし、入居後に自由にDIYしてもらうのも経費を節約するための不動産投資方法の一手段でもあります。

まとめ

相続不動産を手放したくないなどの事情がある場合でも、空き家は所有しているだけで維持費がかかります。賃貸に出せば「傷みにくく、不労所得も入る」というメリットもあるので、今後の空き家活用方法として賃貸経営も選択肢の一つとして注目されています。
また、空き家を所有していなくても、社会問題にもなっているため全国の空き家物件は豊富です。不動産投資に興味を持っているなら格安で不動産投資を始めることも可能と言えるでしょう。
空き家活用の際には不労所得というメリットだけにとらわれずに、賃貸経営におけるデメリットも十分に理解することが大切です。

各種お問い合わせやご相談はこちら