移住したい県で長野県が1位になった5つの理由 | 不動産投資を考えるメディア

移住したい県で長野県が1位になった5つの理由

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軽井沢

最近は年齢や世代に関係なく、地方に移住して田舎暮らしをしたいという人が増えているようです。「移住暮らしの本」を発行する宝島社の調査で、2018年の移住したい県No.1に長野県が輝きました。2006年にスタートしたこの調査で、なんと12年間連続1位の快挙だそうです。長野県の何が人を引き付けているのでしょうか。また、移住者向けに賃貸経営をするとしたならどれくらい儲かるのでしょうか。長野県の魅力と地域の不動産事情に迫ってみました。

避暑地軽井沢や大きく広がる大自然が魅力

まずは長野県のデータを見てみましょう。面積は1万3,561.56k㎡で北海道、岩手県、福島県についで全国で4番目の面積を誇ります。人口は207万6,017人で国内16位、人口密度は153.08人/1k㎡で38位です。
この面積の広さと人口密度の低さが、移住して田舎暮らしをしたい人の層を広げている要因になっているようです。ウィンタースポーツの、スキーやスノーボードを楽しんだり、登山に挑戦したりすることができますし、川や湖もあります。また平均気温が低いので軽井沢など避暑地としても有名です。
では軽井沢で移住者向けに賃貸経営した場合どれくらいの利回りがあるのでしょうか。現在出ている物件を見ると、築30年RC造りの区分マンション、42.33㎡が価格2,500万円で利回り14.22%です。やはり軽井沢だけあって、築30年42.33㎡の物件を2,500万円で売りに出せるということは、購入後の出口戦略もしっかり立てられそうです。

農業を始め、誇れる産業が多い

長野県と言えばレタスと白菜の生産量が全国1位ということで有名です。移住してレタス作り、白菜作りをするということであれば、移住者向けにそれなりの道筋があると言えます。ただ長野県が全国に誇るものはこれだけではありません。
レタス、白菜以外にも、ビール酒造場2位、西友の店舗数1位、別荘数1位、美術館数1位、ホテル件数2位、えのきたけ消費量1位、きのこ消費量1位、宿泊施設宿泊者数2位、果物消費量2位と、様々な分野で上位にランキングされていて、行けばそれなりに仕事ができる環境がありそうです。
では、レタス生産地として有名な塩尻市で移住者向けに賃貸経営をした場合はどうなるでしょうか。
このエリアは1棟アパートや戸建てが多く売りに出ていました。1棟アパートが2,580万円で利回り14.4%、他にも2,800万円13.54%という物件もあります。都心の同じ価格帯だとワンルームで利回り7~8%という中古物件も多いので、利回りだけみたら悪くはない、というところでしょうか。

自治体と地域住民が移住者を手厚くサポート

長野県への移住人気を支えているのは自治体のサポートの存在を無視できないでしょう。各自治体には「移住コンシェルジュ」というサービスがあり、転居先の相談にのってくれたり、移住者向けの補助金の紹介をしてくれたりしています。その数は平成30年3月時点で76団体に上ります。長野県の市町村数が77ですので、各自治体をほぼ網羅していることになります。

参考:移住コンシェルジュによる支援/長野県
https://www.pref.nagano.lg.jp/iju/sangyo/iju/concierge/index.html

また、移住者向けのモデル地区を設置し、移住者が溶け込みやすいように様々な工夫をしています。移住者向けのモデル地区に認定されるには、積極的に移住者と交流を図れること、移住に関する相談やアドバイスができる人がいること、などの条件があり、書類上の手続きだけではなく、地域住民の協力が必要です。
そういった住民の気持ちも移住者が多い理由のひとつであることは間違いないでしょう。
また、長野県の地域振興課には、田舎暮らし「楽園信州」推進協議会というプロジェクトチームがあり、このチームが移住者向けのサービスの考案や移住後のサポートを行っています。こちらのサイトをご覧ください。

参考:ふるさとに逢える 楽園信州 心が澄む・信州に住む | 長野県の移住ポータルサイト
https://www.rakuen-shinsyu.jp/

これを見ると、移住者向けのサービスの充実度が一目瞭然でわかるのではないでしょうか。自治体にはなんと396もの移住支援制度があるそうなので、その数を聞いただけでも移住に対する不安は和らぎますね。
では移住者モデル地区になっている伊那市で不動産情報を見てみましょう。鉄骨造り1棟アパート、築26年で最寄り駅から徒歩4分の物件が3,000万円で利回り19%で売りに出ています。このエリアは売り物件が少ないので貴重な物件と言えます。

田舎暮らしは農業だけでない

移住や田舎暮らし、というとどうしても農業が浮かびます。しかし、長野県がサポートしている業種は農業だけではありません。年齢やキャリア、希望により、ITやその他の業種でも仕事ができる環境づくりにも力を入れています。

参考:長野県でITやってみませんか? おためしナガノ2018
http://otameshinagano.com/

こちらのサイトではもう期限は過ぎましたがIT関連の職種に絞り、6カ月間のお試し移住の紹介をしています。お試し期間は宿泊料、事務所使用料は無料です。東京に出張がある場合は交通費を出してくれます。また、サイトだけではわかりにくいので、東京で説明会を開くなど農業だけではなくこういった職種でも積極的に移住に力を入れていることがわかります。
ではIT関連の職種で募集していた上田市で賃貸経営をした場合はどうでしょうか。区分マンション築28年SRC造り69.29㎡4LDKが価格850万円で利回り11.15%です。また上田市はアパートが非常に多く売りに出してあります。1棟アパート木造り築23年10戸部屋の物件が価格2,420万円で利回り16.83%です。

長野県には移住者がとても多い

12年連続移住したい県1位ということもあり、長野県には移住した人がとても多いことが考えられます。ネットで探してみるだけでも以下のように移住した人達が紹介されているサイトがいくつも見ることができます。同じ志を持った先輩がたくさんいるということはとても心強いものです。

参考:ニッポン移住・交流ナビ JOIN – 田舎暮らしを応援します –
https://www.iju-join.jp/prefectures/nagano/
参考:移住者の声 – Kamiina Life
https://kamiina-life.jp/voice/

先輩の多そうな県庁所在地である長野市の不動産情報を調べてみました。長野市では500万円を切る区分マンションがとても多いです。いつも都心ばかりで探している人には驚きの価格だと思います。
単身者向けであれば築34年、23.86㎡の1ルームマンションが価格250万円で利回り24%とれる物件をはじめとして、おおよそこれくらいの価格帯と利回りの物件が多く売りに出されています。ファミリー向けであれば、築37年、52.22㎡の2LDKが価格550万円で利回りは10.9%と単身者向けと比較すると落ちますが悪くはありません。

まとめ

長野県が移住したい県No.1になる理由は、自然が多く農作物が豊富といったことがあると思いますが、自治体と地域住民の取り組みが実を結んでいるということも忘れてはならないでしょう。また、不動産投資の視点で見ると20%を超える利回りの良い物件が多く売りに出ているのは魅力的です。これからも多くの人が移住しそうですので、移住者向けの賃貸経営という視点で考えてみるのも面白いのではないでしょうか。

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