実は人気急上昇中!?「大宮VS浦和」両都市の再開発事情 | 不動産投資を考えるメディア

実は人気急上昇中!?「大宮VS浦和」両都市の再開発事情

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大宮VS浦和

先日、毎年恒例の「住みたい街ランキング2018」がリクルート社の「SUUMO」にて発表されて話題となりました。
お馴染みの吉祥寺や横浜、恵比寿といった東京と神奈川の2強が10位以内を占めるかと思いきや、10位以内にひょっこり顔を出したのが「9位 大宮」と「10位 浦和」です。
大宮は今までに何度か10位以内に入り込むこともありましたが、浦和に関しては10位以内にランキングされることはありませんでした。
昨年の結果を見てみても「15位 大宮」「19位 浦和」という結果でしたので、人気が急上昇している様子が伺えます。
そもそも「大宮VS浦和」と言われがちなこの2つの都市ですが、何が人気を押し上げているのか、その理由を調査してみましたのでご紹介させていただきます。

因縁の関係?大宮と浦和

「大宮と浦和の仲が悪い」ということで話題になることが多くなったのは、某テレビ局の某番組による「浦和大宮仲悪い問題」というコーナーがキッカケかもしれません。
街の人々に行ったインタビューでは、同じさいたま市であるにもかかわらず何故かお互いの街をけなし合い、逆に自分の住む街を絶賛している人々の様子が放送され、Twitterを始めとしたSNSで随分と話題になりました。
とはいえ、ツボを付いた意見も多くあったため、1番組のコーナーとしてはなかなか面白い内容であったと言えます。

ところで、両者の争いの元となっているのは一体何なのでしょう。
調べてみると、どうやら以下のようなことでお互いの街を比較することが多いようです。

(大宮)
・大宮はアルシェ、ルミネ、丸井、そごう、高島屋、ダイエーなどがあり、何でも揃う街である
・在来線と新幹線、そして東武線と埼玉新都市交通などを合わせると14路線も使える巨大ターミナルである
・大宮ナンバーの車はあるけど浦和ナンバーはない
(浦和)
・駅の数が大宮より多い
・そもそも浦和が県庁所在地
・文教地区としてもブランド力としても浦和が上

他にも、サッカーチームが大宮と浦和にそれぞれ存在していることや、代表する高校が高校生クイズに出ているかどうかを比較したりする事もあるようです。
さて、他県の方々からしてみればどうでもよいことかもしれませんが、先ほども申し上げましたとおり、両市は既に合併し「さいたま市」になっていますが、実は現在、大宮駅と浦和駅の周辺では再開発が行われていま。両駅に降り立ったことのある方はご存知かもしれませんが、人が多く行き交い、商業施設も充実していますので特に再開発を必要とするイメージが無いかもしれません。
しかし各エリアをよく見てみると、まだまだ開発の余地がある場所が残っているのです。

そこで、賃貸需要にも影響を及ぼす両駅周辺の再開発事情を見てみましょう。

大宮駅周辺の再開発事情

大宮駅を出れば比較的に大きなビルが多く立ち並びますので再開発も必要ないように見えますが、実は、駅から数分歩くと裏路地が現れ、意外にも古い建物や雑居ビルなどが点在しています。
現在、大宮駅西口の北側は桜木駐車場のある巨大駐車場付近、南側は吉敷町ガードと呼ばれるJR線のガード下を通る214号線まで、そして、西は国道17号線、東は産業道路より少々大宮駅寄りの氷川参道付近までという、190haタールにもなるエリアの再開発と区画整理が計画されています。

まずは大宮駅西口の再開発事情から見ていきたいと思います。
大宮駅西口を出ると、左手に大宮そごう、真向かいにアルシェ、右手にはマルイ等が立ち並び、ロータリーも整備されていますので、これ以上開発しようがないように見えます。
しかし、駅を出てそのまま西に歩いていくとすぐに細い路地に行き当たり、パッとしない地域となります。
ここを「さいたま市大宮駅西口第3-B地区」と指定し、東西と南北でそれぞれ幅員のある道を通して区画整理を行い、商業施設と住宅の入る28階建てのビルの建設を予定しています。
そして北側にある桜木駐車場には、MICEという観光客や要人などを迎えられるホテルや会議室、イベントホールなどを融合した巨大施設の建設も計画されているのです。
更に、細い路地ばかりで車の行き来も大変だった大宮駅西口を出た南側のエリアも区画整理が計画されているため、駅前の交通事情は飛躍的にアップすることでしょう。

参考:さいたま市
「大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業」
http://www.city.saitama.jp/001/010/012/p052947.html
「市営桜木駐車場用地活用の検討について」
http://www.city.saitama.jp/001/010/015/004/003/p058071.html
「大宮駅西口第四土地区画整理事業について」
http://www.city.saitama.jp/001/010/015/004/003/p001867.html

そして大宮駅東口ですが、既にロータリーが一新されて落ち着いたように見えますが、駅前から延びる214号線を挟んだ北側は昔から残る古い町並みが未だに残っており、南側には南銀と呼ばれて親しまれる飲み屋街があります。
そして、以前まであった中央デパートですが、ついに「大宮駅東口大門町2丁目中地区市街地再開発事業」ということで、商業施設と公共施設の融合した巨大な施設が建設されることになりました。v
更に、建物の老朽化が著しかった大宮区役所も移転が行われる予定であり、更にその大宮区役所前を通る「南大通東線~大宮中央通線」と、その先に延びる「大宮中央通線~大宮岩槻線」の拡張工事も予定されています。

歴史と洗練された街並みが融合する大宮駅の西口と東口ですが、まさに今、再開発によって今まで以上に魅力的な街に生まれ変わろうとしています。

参考:さいたま市
「大宮駅東口大門町2丁目中地区市街地再開発事業について」
http://www.city.saitama.jp/001/010/015/004/006/002/p034778.html
「氷川緑道西通線整備推進事業について」
http://www.city.saitama.jp/001/010/015/004/006/004/p054910.html

浦和駅周辺の再開発

続いては、浦和駅周辺の再開発事情についてです。
浦和駅の再開発といえば、東口にあるまだオープンしたばかりのパルコ周辺のエリアが、見違えるような変身を遂げて話題となりましたが、いよいよ西口も再開発が行われようとしています。
現在既に、駅ビルとして一新した「アトレ浦和」が各メディアでも取り上げられ話題を呼んでいますが、7階建てのこの建物は「South Area」「North Area」「West Area」で分かれており、準備中だったWest Areaが2018年3月16日にオープンとなるようです。
このアトレ浦和の中に入るショップ数は、なんと51ショップにも及び、フィットネスやスパなども入るとのこと。

そして大宮と同じように、浦和駅西口を出て南側の細い路地のあるエリア。
詳しい情報は出ておりませんが、1.8haにもなるこのエリアでは「浦和駅西口南高砂地区」として区画整理し、真ん中に10560㎡の建物を建設する予定となっており、更にその南側と南西のエリアも再開発予定となっているとのこと。
確かにこれらのエリアは、夜になると細く薄暗いイメージのある場所でしたので、浦和住人は再開発を歓迎しているのだそうです。

参考:さいたま市「浦和駅西口南高砂地区」
http://www.city.saitama.jp/001/010/015/008/p033973.html

まとめ

今回は、大宮と浦和の再開発事情について解説させていただきましたが、実のところ、住みたい街ランキングの結果がこれらの再開発を期待してのものかどうかはハッキリしません。
逆に言えばそれは、大宮と浦和が今年の住みたい街ランキングの上位に突然顔を出した理由がハッキリしないのにも同様のことが言えます。
そう考えると、今後の再開発への期待感が高まっているのは何も埼玉県民だけでなく、大宮と浦和をベッドタウンとして認識している人にとっても、これらの再開発は住みたいと思わせる要因になっているのではないでしょうか。

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