2017年7月~9月の首都圏エリア中古マンションの成約状況 | 不動産投資を考えるメディア

2017年7月~9月の首都圏エリア中古マンションの成約状況

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首都圏の街並みイメージ

中古マンションの売買市場は全国的に価格が下落しています。東京を中心とする首都圏の中古マンションの価格変動や成約数の状況はどうなのでしょうか。不動産流通情報システムであるレインズが発表した2017年7月~9月のサマリーレポートにて件数や価格などの数値が全てわかります。

東京都内の中古マンションの状況

2LDK以上の家族向けのマンションが多いですが、ワンルームや1LDKまでのマンションも港区や世田谷区などに多くあります。駅から徒歩圏内にマンションが集中しており、築10年から20年までが多く、価格帯は3000万円から4000万円までが多いのですが、3000万円未満のマンション、2000万円未満のマンションもあります。

中古マンション成約状況

2017年9月の首都圏(1都3県)にある中古マンションの成約数はレインズ調べによると3222件と前年費で2.3%の増加と発表されました。また新規登録件数と在庫件数もいずれも2016年の9月と比べて増加しています。2017年8月の中古マンション成約数は2265件と同年7月の成約数3304件から大きく落としたのですが、また9月に成約件数が伸びました。成約数の変動がある月はありますが、年間で考えると2.3%と微増している事がわかります。

新規件数や在庫件数に関しても、前年の2016年9月と比べると、それぞれ1.8%、2.7%増と成約数と同じような動きを見せています。

東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県とそれぞれの地域別で考えても2016年9月と比較し、都内では0.4%、神奈川県は横浜市と川崎市で2.9%、他の神奈川県は2.3%、埼玉県は4.2%そして千葉県は0.3%と微増している地域が多いです。

また、首都圏中古マンションm2単価や2016年9月と比較すると成約単価で3.3%、新規登録単価で0.3%、在庫単価は0.2%増加しています。成約m2単価に関しては東京都区部は4.3%、千葉県では6.4%などほとんどの地域で増加しているのですが、横浜市と川崎市を除く神奈川県だけは逆に4.9%下落しました。

新築マンションと中古マンション

中古マンションの売れ行きはここ数年好調で、2016年は首都圏の中古マンションの売れ行きは新築マンションの売れ行きを上回りました。一つの理由として中古マンションでもリノベーションをする事により自分なりの住まいを造る事が多くなり、中古に対してのイメージが変わってきました。

他にはなんといっても価格の違いが新築マンションと大きくあるのです。2016年の首都圏の新築マンションの平均額は5490万円で、中古マンションの平均額は3049万円です。(不動産経済研究所調べ)新築のマンションが富裕層が好む需要や資材などの価格高騰により価格が年々上がっているため、このような数値となりました。

2017年は件数がほとんど変わらないのに比べて、中古マンションの平均価格は3204万円と上がっています。(レインズ調べ)それでも新築マンションの価格と比較しても、お得感があり住宅ローンの低金利という事もあり、大きな値崩れにつながる可能性は少ないでしょう。

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