タダ同然の不動産も!一風変わった不動産情報サイト3選 | 不動産投資を考えるメディア

タダ同然の不動産も!一風変わった不動産情報サイト3選

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家とお金のイメージ

インターネット社会となった今、昔のように不動産屋さんの店頭に掲示される物件図面などをまじまじと見る人の姿も少なくなりました。現在では、あらゆる情報がPCやスマートフォンのインターネットを介して閲覧できるようになり、某オークションサイトでは不動産が当然のように売買されています。
それほどに、インターネットは人々の生活スタイルを変えたのだと感じざるを得ませんが、こと投資に関わる情報においても例外ではなく、東京証券取引所の取引がコンピューター化する前まで行われていた手サインなども懐かしく思えてきます。
さて、不動産業界の中でも一端を担う情報サイトも、何やら変化が訪れているのをご存知でしょうか。
今回は、今まで見ていた不動産情報サイトとはちょっと違う、一風変わった不動産情報サイトを3つご紹介させていただきます。

タダの不動産が出ることも!?「家いちば」

まずご紹介させていただきたいのが、「家いちば」というサイトです。
簡単に仕組みを申し上げると、田舎すぎて売るに売れないような不動産や相続で困っている不動産などの所有者と、それでも買いたいという人をマッチングする個人取引に特化したサイトです。
通常の不動産取引との違いは個人取引であるという事以外にも、不動産会社が積極的に売買を行おうとは思わない物件がメインとなっていたり、中には「差し上げます」なんてタイトルの物件が掲載されていたりもしますので、普段目にする不動産情報サイトとは違うことが一目で分かります。

不動産業界で流通する物件のほとんどは、買い手、売り手、仲介者、金融機関という4者が関わることがほとんどです。その後の売買の流れとして、不動産情報サイトへの掲載、問い合わせ対応、客付け会社が見つけてきた買い手との交渉、売買代金の融資を受けるための審査、その他契約事務などが必要であったりと、実に様々な段階を踏んでようやく契約が成立します。
更には、状況によりスピーディな取引を求められることもありますので、それらを全て行うことにより精神的にも体力的にも消耗することを嫌気して物件を放置するなんて方もいらっしゃるのです。

家いちばに関して言えば、事務手続き等は家いちばに所属する宅建士やホームインスペクターが間に入りつつ、売買交渉や相談などは個人同士がサイトを通じてメールでの問い合わせで行います。建築規制のある農家ですとか、逆に用途地域制限もない完全な雑種地にある古民家などを中心に掲載されているため、ある程度不動産に関する知識を要するかもしれませんが、価格帯は数百万円ほどのものが多くあります。
古民家のリノベーションなども昨今話題になることを考えると、決してニーズが無いとは言い難いものが多く掲載されていますので、一度見てみてはいかがでしょうか。

全てDIYが可能な物件!「DIYP」

賃貸サイトにおける需要は様々ですが、意外にも、近年では「リフォーム可」「DIY可」といった物件に人気が集まることもあるようです。
これまで賃貸物件における原状回復については数多く訴訟が起きており、東京ルールといったものや国土交通省のガイドライン、そして判例などを基にトラブルを回避、若しくは解決していく必要がありました。これらは全て、自然損耗以外の破損、汚損、改装の修繕の必要性、つまり「借りたものは元の状態にして返しましょう」という人として当然のマナーが根幹にあるために起こることだと言えるかもしれません。

そんな賃貸市場においては画鋲の穴一つにすら気を使う物件も多いという一方、それらとは一線を画すとも言える、改装可能な物件のみを扱った「DIYP」というサイトがあります。
画鋲の穴どころか、躯体に影響を与えない範囲で全ての改装を可能としている物件がほとんどで、もちろん原状回復は不要とするものが非常に多くあります。
賃料も相場どおりか少し安い程度のものが多く、それでいて床の張替や水回りの改装、当然ペンキで壁を塗るといったことも可能であると考えると、アーティスティックな住まいを求める方にはお勧めのサイトだと言えるでしょう。
昨今では採算が合わずとも、趣味が高じて格安物件を改築して小さなカフェをオープンさせる方もいらっしゃったり、「リノベ女子」なんて言葉が登場するほどDIY可能物件のニーズは高まっている状況です。
不動産投資という面から考えると、築年数が古いからと軽視してしまいがちな物件でも収益を得られる可能性があるのだと気付かせてくれる、そんなサイトだとも言えるかもしれません。

デメリットばかりの不動産?「戸建見切り品」

最後にご紹介させていただくのは、何らかのデメリットを抱えた物件を紹介する「戸建見切り品」というサイトです。
デメリットという言葉は使っているものの、裏を返せば「お得な物件」である可能性が高いという事です。
現状のところ、任意売却により売り急ぐ必要があることから相場よりも安く売りだされている物件が多く見受けられますが、過去に売り出されていた物件には事故物件と思しきものなどもあります。
しかしながら、それらを一般論としてデメリットやリスク物件として位置付けてしまえば市場に出回ることはありません。需要があるにも関わらず、埋もれてしまう、そんな物件を取り扱うのが本サイトなのだと言えるでしょう。
デメリットが一つあったとしても、駅までの距離や周辺環境、不動産としての価値やニーズといった面でカバーできるのであれば、十分に検討する価値のある不動産は意外にも多いものだと気づかされます。

まとめ

度々登場する空き家問題には、上記までに挙げたような「売るに売れない物件」「貸し手がまず見つからない」と思われる物件の増加が要因の一つとして存在します。
それらの物件にニーズがないというのは、あくまで不動産業界の習わしや慣習により、いつの間にか常識化してしまった認識によるところが大きいでしょう。日本と違い、海外の不動産業界では中古住宅の売買が盛んに行われているという事実を鑑みると、日本の不動産も埋もれてしまった利用価値の高い物件が数多く存在していると考えられます。
都市伝説のように語られてきた本当の掘り出し物件が、今こそ日の目を見る時がきたと言えるのかもしれません。

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