固定金利にも落とし穴が!金利上昇リスクと対策 | 不動産投資を考えるメディア

固定金利にも落とし穴が!金利上昇リスクと対策

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不動産投資をする際には融資を利用することが多いと思います。融資を受ける際に最も気になるのは、ずばり金利ではないでしょうか。この記事では、金利にまつわるリスクや思わぬ落とし穴をご紹介します。

金利上昇で予測できるリスク

金利上昇で予測できるリスク

不動産投資の中で、アパートやマンション経営をするときは投資物件の購入にローンを利用します。これは一般的な住宅ローンではなく、投資物件用ローンを利用するのが一般的です。投資物件用ローンでも長期間にわたって返済するので、金利によって返済総額は大きく異なります。

また、不動産投資を始める前に利回りの計算をしてから、購入不動産を選びます。不動産投資物件の価格と想定年間家賃、そして想定年間経費で計算していますが、金利が上昇することによって、想定したよりも年間経費も増加するため、初めに考えていたよりも利回りが低下するリスクがあります。

ローンの金利は、経済によって変動するものですが、将来的な金利の変動を読み解くのは、経済の専門家でも不可能に近いでしょう。そこで、金利上昇の有無に関して予測するよりも、変動した場合でも出来るだけ影響を少なくするローンの利用方法を検討したほうが賢明です。

不動産投資物件のローンでも、固定金利や変動金利などの分類があるので、ダメージを最小限にして利益を上げるための方策を検討してみてください。各金融機関によって、不動産投資に適したローンの種類やサービス内容が異なるので、希望通りの運用を可能にするローンが利用できるように情報収集することが欠かせません。

不動産投資初心者の方は、金利上昇のリスクに備えて専門家に相談したり、セミナーなどに参加したりするのも有意義な方法となります。事前策を用いて回避できるリスクに対しては、その確率を高めておくと不動産投資の不安を軽減できるようになります。

固定金利の落とし穴に注意

固定金利の落とし穴に注意

不動産投資物件の金利上昇リスクを避けるには、固定金利が最も安心だといわれています。ところが、金融機関によって違うものの固定金利の多くは、初めの段階から5年もしくは10年間の金利を固定とし、その後は変動金利に切り替わるのが一般的です。ローン申し込みの際に、担当者から説明を受けるはずですが、ずっと同じ金利で固定されると勘違いする方もわずかながらいます。

たとえ5年や10年であっても金利が固定されるなら、これ以上の安心はないという考えを持つのは当然です。ここで問題となるのが、固定金利期間が終了した後の金利についてです。変動金利にはなりますが、必ずしも低金利に変更されるということではありません。

利用するローンサービスによっては、初めから変動金利を選択した場合よりも、高い金利設定になっている場合があります。不動産投資物件のローンで固定金利を選択するなら、期間が終わって変動金利に移行した時にデメリットを被ることがないのかどうかも確認しておきましょう。

固定金利期間は金利上昇で、リスクが発生する不安はほとんどないでしょう。ただ、期間を終えてから金利上昇があれば、月々の返済だけでなく返済総額もかなり多くなると考えて準備しておくことが重要です。もちろん、固定金利の期間に利益を温存して、期間終了後の変動金利に対応するという返済計画を考えている方もいるでしょう。

対応をしっかり検討していれば問題ありませんが、ずっと固定金利だから大丈夫だという油断をして、「実は一定期間後に固定金利から変動金利に切り替わるタイプだった」ということが無いよう注意しましょう。不動産投資でもローンを利用するなら金利上昇によるリスクはシビアな目で見る必要があります。

金利上昇のリスク対策

金利上昇のリスク対策

不動産投資でローンを利用するなら、金利上昇の対策をいくつか考えておくと安心でしょう。金利上昇した場合に、返済が滞れば物件を手放す可能性が高くなります。それなら万が一、金利上昇が起こっても問題のない資金確保をしておくのが最も重要となるでしょう。

アパートやマンションを経営する不動産投資では、利益を増やそうと思っても利用可能な部屋数は限られています。その中で出来るだけ多く稼ごうと家賃を上げれば、入居者が減少して空き室リスクに悩むことでしょう。資金確保のためには、経費を削減するしかないとなってしまいます。

このように不動産投資を始めてから対策をしようと考えても、かなり限定的な案しか出てこなくなるので、不動産投資を始める前に金利上昇リスクへの対応策を考えておくことが推奨されます。初めの自己資金が多ければ余裕をもって不動産投資できますし、ローンの利用でも金利上昇に備えたサービスの選択が可能です。

また、不動産投資物件の立地選択や物件の付加価値をつけるのも、購入前の段階で考えることでしょう。皮算用であっても何パーセントまでの金利上昇であれば対応できるのかがわかっていれば、安定的な不動産運用を可能にしてくれます。

また、すでに不動産投資を始めた方が、金利上昇のリスクを感じ始めているなら、専門家に相談しながら不動産投資の経営プランを見直すことは可能です。余力のある時に金利上昇に備えておけば、大きなリスクとなってダメージを被ることは避けられるでしょう。不動産投資で金利が上昇することは、利回りを下げ収益の減少につながるリスクであることを理解して、様々な対策を検討することが求められます。

まとめ

金利には上昇リスクがあり、それを避けるために固定金利を選択しても落とし穴があります。融資を受ける際にしっかりと計画を立てることでリスクを軽減することができますので、投資に踏み切る際にはじっくりと考えましょう。

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