知っておくべきアパート経営のリスクと回避方法 | 不動産投資を考えるメディア

知っておくべきアパート経営のリスクと回避方法

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投資信託と不動産投資。リスクが高いのは?

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どんなに名の通っている企業に勤めている方であっても、常に会社が倒産したりリストラに遭う可能性はゼロではありません。また高齢になって働けなくなってしまった時の金銭的な不安を完全に払拭する事もできません。
アメリカではトランプ政権が発足し先行きの不透明感が増す中、老後に備えて様々な資産運用に注目が集まっています。資産運用と言えば投資信託やFX取引、個人向け国債といった方法を思い浮かべる方も多いかと思います。資産運用はお金に限った話ではなく、アパート経営をはじめとした不動産投資も資産運用のうちのひとつです。
自身が所有しているマンションやアパートなどの不動産の物件を入居者に貸して毎月の家賃収入を得る方法は、昔から働かなくても収入が得られるいわゆる「不労所得」としても広く知られてきました。アパートの経営をしている他には働いている様子もなく、趣味を楽しんで悠々自適の生活を送っている何とも羨ましい方も全国にはたくさん存在します。ですが果たしてアパート経営は本当にリスクの少ない資産運用なのでしょうか。
まず、先ほど挙げた投資信託やFX取引は上手く行けば資金以上の利益が出る一方で2008年のリーマンショックのような事が起こると一瞬にして多額の損失を出してしまう事も考えられます。まさにハイリスクハイリターンな資産運用と言えるでしょう。その点アパート経営は月々の家賃という安定した収入が得やすい上に株価や景気に左右されにくく、他の資産運用と比べて比較的リスクは少ないもののゼロではありません。

知らないでは済まないアパート経営のリスク

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アパート経営は物価の上昇時にも強みを発揮し、物価や賃金が上がるインフレが起こった時には物価の上昇に連動して家賃を引き上げる事もできます。その反対に、物価が下がって賃金も下がるデフレが起こった場合でも家賃は急激に下落する事はありませんので、アパート経営はデフレの影響を受ける事もなくリスクも少ないように感じます。
アパート経営のリスクのひとつに建物の老朽化や火事、地震などの天災によって起こる建物の損傷があります。そしてアパート経営を始める前にまず必ず知っておかなければいけない事があります。
地震や火事で万が一、入居者に被害が及んだ場合は入居者の遺族から損害賠償を請求されるケースが存在するのです。実際に1995年に起きた阪神・淡路大震災では建物が倒壊して入居していた人が亡くなり、その責任を問われた家主に損害賠償が請求されて支払いを命じられたケースがありました。頑丈な鉄筋コンクリート造りのマンションに比べ、耐震性能が劣るアパートではもしもの時に万全とは言えずリスクをゼロにする事は不可能です。
しかし火事や地震などの発生を見越して損害保険に加入しておくことである程度のリスクは回避する事はできるでしょう。損害保険は不測の事態に対する保証はもちろんの事、家賃収入が途絶えてしまった場合に本来入ってくるはずだった家賃収入も補償してくれるのです。火事や地震などは予測できませんが、老朽化によって必要となってくるリフォームの費用は予測できます。修繕にかかる費用を最初に計算して頭に入れておく事でリスクを最小限にとどめる事はできます。

アパート経営のリスクを下げるには?

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不動産投資としてアパート経営を行う上で、リスクを最小限にするにはどんな事に気を付けると良いのでしょうか。
アパート経営のリスクを下げるには、いかにして空室を作らないかにかかってきます。いくら新築で間取りや日当たりが良くても駅やバス停などの交通機関から遠かったり、周辺にコンビニやスーパーすら無いようでは生活するのに不便な立地となり入居者も集まりにくいでしょう。
近隣のアパートより少し賃料が高くても、多くの学生が集まる大学の近くや駅に近い物件を選ぶ事で空室率を下げる事は可能です。地価が下がってしまった場合でも駅周辺の影響を受けにくい傾向にあるので比較的リスクが低いと言えます。また周辺地域の治安の良さをアパート選びの際に重視される方も多いので重要なチェックポイントとなります。
その他にも収納が多く部屋を広く使えるアパートや、オシャレな外観のアパートは女性に人気があります。水回りや外観が傷んできた場合はリフォームも必要となってきますが、アパート経営の最大のリスクとも言える空室率を下げるためには何も難しく考える事はありません。自分自身がアパートを探している立場になった時に「どんなアパートに住みたいか」を考えるだけでアパート経営のリスクを下げるためのより良い選択肢が見えてくるはずです。
アパートを経営していく上で避ける事のできないリスクはまだあります。アパート経営の初期費用をローンで賄った場合、何年か経った後に金利が上昇して返済額がアップする事も十分に考慮した上で慎重に行うのがアパート経営の正しい選択でしょう。

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