「ローン一体型不動産投資」が個人投資家の間で大ブーム!? | 不動産投資を考えるメディア

「ローン一体型不動産投資」が個人投資家の間で大ブーム!?

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「ローン一体型不動産投資」が個人投資家の間で大ブーム

最近、ローン一体型不動産投資商品というのが、投資家の間で話題になっています。不動産会社と金融機関が一緒になってサラリーマン投資家に収益物件を販売するスキームです。これまでは、ローン一体型不動産投資商品の収益物件といえば、区分所有マンションが中心でしたが、いよいよ一棟マンションやアパートにもそのようなビジネススキームで販売する事例が増えてきたようです。最近、投資家の間で話題になっているローン一体型不動産投資についてご紹介します。

最初の壁である融資をサポートしてくれる

不動産投資をスタートしようと考えて、最初の壁は物件を購入するための資金調達=融資になります。サラリーマン投資家の多くは、金融機関に太いパイプを持っている人などほとんどいませんし、仮にパイプを持っていたとしても融資を通すまでには、それなりのテクニックが必要になります。投資をする物件が決まっていても、融資が下りずに諦めたというケースも少なくありません。昨今の金融緩和の政策によって、融資が比較的下りやすい状況とも言われていますが、個人の属性によっては、物件が買えないというケースも当然あるのです。

物件を売りたい不動産会社に好都合なスキーム

そこで、不動産会社が懇意にしている金融機関を紹介することによって、スムーズに投資を始めるケースが主流になってきました。不動産会社はより多くの物件を販売したいと思っていますが、一方で融資が通らなければ販売することができません。そこで自社で購入時の資金調達をサポートするローン一体型の不動産投資のビジネススキームが誕生したというわけです。
これまで、ローン一体型の不動産投資といえば、新築の区分所有マンションが主流でしたが、昨今の不動産投資ブームによって、一棟もののローン一体型の商品もちらほら出てくるようになりました。投資家にとっては融資が比較的容易に下りる可能性があるので、そうしたローン一体型の投資商品を選びがちになるものです。しかし、便利な商品にもデメリットがあるということを知っておく必要があるでしょう。

必ずしも投資家に有利でないことに注意

まずデメリットとして考えられるのが、不動産会社が紹介する金融機関が必ずしも投資家に有利な金融機関ではないということでしょう。
たとえば、不動産会社が紹介した金融機関の融資金利が他の金融機関よりも高く設定されている場合もありますし、その金融機関独自の基準で限度額を設けているケースもあります。投資家の方で自由に金融機関を選ぶことはできませんし、また選択肢もないケースがほとんどです。仮に金利が他の金融機関よりも高く設定されていれば、それだけで大きなデメリットにもなり得ます。ローン一体型の不動産投資商品を販売している不動産会社の中には、諸費用を含めたオーバーローンで融資を受けられる金融機関や、物件の所在地を問わずに融資を受けられる金融機関もあります。一見するとメリットが大きく見えるのですが、同時にデメリットも大きいのです。
また、ローン一体型の不動産投資商品の場合、購入した収益物件には、不動産会社の系列のリフォーム会社や管理会社の指定があるケースもあります。投資家が勝手に選ぶことができないことになっていることもあるので、想定以上にコストが掛かってしまったり、サービスが悪いということもあるでしょう。不動産投資家として、スタートしたのに全く収益が上がらなかっただけでなく、自己資金からの持ち出しも発生するようでは、元も子もありません。物件が買いやすいからといって安易にローン一体型の不動産投資商品を勧められるがままに購入してはいけません。メリットだけではなくて、デメリットを考慮しながら、物件を選ぶようにしたいものです。

地方銀行などの金融機関の動向もチェックする

ローン一体型の不動産投資商品が誕生した背景には、買い増しをしたいという不動産投資家のニーズを満たす目的もあります。
不動産投資は投資対効果がやや悪いので、何棟も持たなければサラリーマンとしての収入を超えることができないという人もいます。そうした投資家の中には、地方で高利回りの物件を購入したいという人もいるでしょう。しかし、地方の物件ではなかなか融資が下りないのも事実です。だからこそ、こうしたローン一体型の不動産投資商品に人気が出てくるのですが、実は地方銀行など地方の金融機関でも首都圏在住の投資家に柔軟に対応するところも増えて来ています。

まとめ

不動産会社の情報だけを頼りにしているとなかなか入ってこない情報も多いです。不動産会社の情報だけを鵜呑みにせず、様々なルートから情報収集を行い、メリットとデメリットを考えて、そこで初めて決断するようにしましょう。不動産投資はスタート時が最も重要と言われます。始める時は慎重すぎるほど吟味して投資を決断するのが良いでしょう。

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