知っておきたいフィリピンでの不動産投資のリスク | 不動産投資を考えるメディア

知っておきたいフィリピンでの不動産投資のリスク

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近年フィリピンの不動産に対する投資熱が高まっていますが、意外と知られていないリスクも存在します。この記事ではフィリピンへの不動産投資が人気の理由と、投資の際に発生するリスクについて述べていきます。

フィリピンへの不動産投資が人気の理由

フィリピンへの不動産投資が人気の理由

今後高齢化社会の進行と人口減少社会の到来を受けて、日本の不動産が大きく価値を上げることはほぼ考えられない状況になっています。しかし、海外に目を向けてみるとその状況は一変します。

特にASEAN諸国と言われる東南アジアの国においては、戦後の日本の高度経済成長期を思わせるような経済成長率で成長を続けている国も多くみられます。その代表例となっているのがフィリピンです。

フィリピンについては今後35年間でその経済規模は15倍にも膨らむと言われている成長著しい発展途上国になります。また、フィリピンの強みはその出生率が3.14%と高い水準で推移していることが挙げられます。

人口増加は経済成長にとってはプラスに作用することは間違いありません。これに加えて、フィリピンでは国民が英語を話せるということも大きく、英語を話せる人材を生かしたビジネスの成長も期待されています。

このように将来有望な発展途上国がフィリピンになります。このフィリピンで不動産投資をすることは大きなメリットがたくさんあります。まず、経済成長を受けて、5年もたてば不動産の価格が大きく上がっているのが期待できることです。さらにフィリピンの場合は他のASEAN諸国と違って、外国人でも高級コンドミニアム以外も購入することが出来ます。

したがって、1,000万円程度で購入できる物件から不動産投資を始めることができるため、資金が少ない人でも不動産投資をスタートしやすいというところにフィリピンへの不動産投資の魅力があります。

フィリピン不動産投資のリスクとは?

フィリピン不動産投資のリスクとは?

もちろんフィリピンへの不動産投資は異国、しかも発展途上国への投資となるために、それ相応のリスクも伴うことは認識しておく必要があります。フィリピンへの不動産投資で意識しておかなければいけないリスクとしては日本の常識では考えられない、現地の常識に対応する必要があるということです。

このようなリスクに直面した例を紹介している記事が下記になります。
【市川隆久】フィリピン不動産に投資した話(後半)

この記事の主人公であるA氏はフィリピンで不動産をプレビルド方式で購入します。このプレビルド方式というのは建設途中で代金を先に支払うため、下手をすると建設がストップしてしまいお金が入ってこないというリスクに遭遇する可能性があります。

A氏の場合はしっかりと建設が完了し引き渡しを受け、その後に遭遇したトラブルについて紹介されています。フィリピンという異国への投資では日本の常識が通じないことがよく分かる記事になっています。

また、この他にも家賃保証付きという形で売り出されているフィリピンの不動産投資物件の購入にはリスクがあります。家賃保証付きと言われると、ノーリスクのような気がしてしまいついつい安心してしまいますが、そもそもの不動産投資物件の価格が高いこと、それに加えて家賃保証をつけることにより、高額な手数料も請求されることになります。

さらにテレビ、冷蔵庫、クーラーといった全ての家具も購入するように求められてしまい、莫大な経費が掛かってしまうことがあります。この家賃保証付き不動産物件が持つデメリットもフィリピン不動産投資のリスクになります。

フィリピンで不動産バブル崩壊のリスク

フィリピンで不動産バブル崩壊のリスク

上記ではフィリピン不動産投資が持つ細かいリスク要因について紹介してきました。これ以外にも、もっと大きな視点でフィリピン不動産投資を見たときにフィリピン不動産投資がバブルの状態にあることが分かってきます。

したがって、フィリピン不動産投資のリスクとしてはこのバブルが膨らんではじけてしまうことを挙げることも出来ます。特にフィリピンマニラの高級住宅地として知られているマカティなどのエリアには外国人の不動産投資家からの投資が集中しています。その結果として、不動産の価格が一気に値上がりしており、バブル崩壊の懸念も現実味を帯びたものになっています。

下記の記事ではフィリピンの不動産投資のバブルについての懸念が述べられています。
世界の資産運用ガイド

この記事は少し古いもので2015年のフィリピン不動産投資の状況について触れたものになります。この時点においても前年比18%増の3000億ペソのペースで不動産投資の金額が増加しており、それに伴い不動産投資物件の値上がりが指摘されています。

この不動産投資物件の値上がりのために、2015年の時点でも比較対象となる2011年の段階と比較すると不動産利回りも低下していると述べられています。今後もフィリピンの経済成長と人口増加に伴い、不動産投資は加熱していくことが予想されています。

しかし、この不動産バブルがはじけて不動産価格が下落した場合に大きな損失を被るというリスクがフィリピン不動産投資にはあることをしっかりと認識しておきましょう。

まとめ

フィリピンはその経済発展のポテンシャルから、投資先として世界中の投資家が熱い視線を送っています。成功すれば大きな利益を得られる可能性がありますが、リスク面もしっかりと頭に入れておきましょう。

フィリピンでの不動産投資詐欺については以下の記事で紹介しています。
フィリピンでの不動産投資詐欺の手口と注意点

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