ハワイの収益物件は利回りが低いのになぜ人気なのか。 | 不動産投資を考えるメディア

ハワイの収益物件は利回りが低いのになぜ人気なのか。

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利回りの高い物件を探す事が不動産投資では大切になります。しかし、ハワイの物件に関してはこの法則が通用しなくなります。はたしてその理由とは?この記事でハワイの不動産の特徴をご紹介します。

ハワイの収益物件は利回りが低い!

利回りが低いのになぜ?ハワイの不動産投資の謎にせまる画像1

不動産投資について少し勉強したことがある人なら、利回りという指標が不動産投資において非常に大切になってくることを知っている人も多いのではないでしょうか。利回りというのは年間の家賃収入をその物件を取得するのにかかった経費で割ったものになります。例えば4,000万円の物件を購入して、月額に10万円の家賃で貸し出していた場合の利回りの指標は次のようになります。

まず月額の家賃が10万円であるため、年間の家賃収入の金額は「10万円×12月=120万円」で、120万円となります。この120万円を物件の取得時の値段である4,000万円で割って利回りを求めます。つまり「120万円÷4,000万円=3%」となり、この物件には3%の利回りが期待できると言われています。

この利回りという数値が不動産投資を行うにあたって、物件を選ぶ際の非常に大切なポイントになります。この利回りについては家賃が高くなればなるほど、物件の取得金額が安くなればなるほど、上がっていきます。一般的に不動産投資では利回り10%以上の物件を狙うのがポイントになると言われています。利回りが10%以上無いと、不動産投資において発生する固定資産税・修繕費・管理会社への支払手数料等の諸々の支出が収益を圧迫してしまい、ほとんど利益も出ないような状態になってしまいます。

したがって、この利回りというのが不動産投資の収益性の判断ポイントになります。ただ、ハワイの不動産投資についてはこの逆になります。というのも、ハワイの不動産は家賃が安くて購入費用が高いという特徴があるためです。

ハワイの収益物件の最大の魅力は節税

利回りが低いのになぜ?ハワイの不動産投資の謎にせまる画像2

利回りという観点から考えると、ハワイの不動産投資は全くメリットが無いように見えます。利回り重視の日本の不動産投資家から考えれば、ハワイの不動産物件というのは敬遠されるべき存在になってもおかしくありません。ただ、実際にはハワイに不動産を持ちたいという声は高まるばかりです。テレビなどでも特集されるほど注目が集まっているのがハワイの不動産投資になります。

では、なぜハワイの不動産に不動産投資家達は熱い視線を送っているのでしょうか。その最大の理由が節税です。ハワイの不動産投資によって節税につながる、その最大の理由は減価償却にあります。

減価償却というのは会計上の処理になります。この減価償却という処理を通じて、不動産物件の取得費用を複数年にわたって経費として計上することが可能になってきます。この減価償却の仕組みがハワイと日本で違うことがハワイの不動産を購入することで節税が可能になる最大の理由になります。

不動産物件を購入した場合、その資産は簿記においては建物と土地に分けることが出来ます。ただ、減価償却が認められているのは建物のみになります。この不動産物件の建物と土地の配分が日本では3:7なのに対して、ハワイでは7:3になっているのが最大のポイントです。したがって、1億円の物件を購入して、50年で減価償却する場合、日本であれば「3,000万円(1億円×30%)÷50年=60万円」となります。これに対して、ハワイであれば「7,000万円(1億円×70%)÷50年=140万円」が計上できることになり、80万円の節税につながります。

その他ハワイの収益物件の魅力

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さて、上記では利回りが低いハワイの不動産が不動産投資家の間で人気になっている最大の理由である節税メリットについて紹介してきました。しかし、ハワイの不動産投資が人気になっている理由は節税のみには限られません。節税以外のハワイの不動産投資のメリットとしてはハワイの不動産についてはその不動産価格の下落が小さいということが挙げられます。

リーマンショックの後、アメリカの不動産は軒並みその値段を下げましたが、ハワイの特にオアフ島に関してはその不動産価格を大きく下落させることがありませんでした。この点、不動産価格の下落に強いという魅力があります。さらにオアフ島については1987年以降の約30年の間で、不動産価格が平均して350%も上昇しています。コンドミニアムであってもその上昇率は平均200%に上ります。こういった不動産価値の上昇もハワイにおける不動産投資の魅力の一つになっています。

また、単純に不動産投資のみを見た場合のメリット以外もあります。ハワイというのは世界に名高いリゾート地となっており、ここにコンドミニアムを所有しているというのは投資目的のみでなく、自分自身が長期休みなどで利用できるというメリットもあります。ハワイが好きな不動産投資家の中には、投資を度外視してハワイにコンドミニアムを購入してハワイでのバカンスや長期滞在を楽しんでいるという人も多くみられます。

ハワイの不動産投資については単純な投資としての目的だけでなく、さまざまな観点から人気を集めているということが出来ます。利回りにとらわれないハワイ不動産投資の魅力を知ってもらえれば幸いです。

まとめ

ハワイの不動産には節税や物件価格の下落リスクが小さいなどの特徴があります。こういった特徴は表面利回りを見るだけではわからないので、ハワイの不動産を検討する場合には多角的な視点が必要となります。

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